コールセンターを擁する企業であれば何処でも良いようでやはり社会的影響力・インパクトを考えた時、この五社かなと思われますのでこれ宛のご提言というかたちを取ります。

記者会見を開き以下のコメントを出すことで貴社の社会的イメージ・評価が上がること受け合います。実際株価も跳ね上がることでしょう。


今までコロナ感染予防と称して実施してきた以下施策を「過剰防衛」であったと認識しましたので改めることと致しました。

  • 業務エリア内での常時マスク着用の徹底 → 義務化(強制)の廃止。任意での着用は認める。
  • 業務エリア入室毎にアルコールによる手指消毒の徹底 → 義務化(強制)の廃止。任意での使用は認める。
  • 出社時の検温、初回入室時の検温で37.5°C を上回っている人は症状を起こしている=他人に感染させる可能性のある人なので出社禁止はインフルエンザにも有効な手段なのでそのまま継続する

これを社内内部周知に留めずこのように公表する意図は次の通りです。

  • 上記を継続実施してきたことで従業員に対して「COVID-19は特殊警戒が必要なほど怖い感染症」という事実から乖離した誤った認識を流布・喧伝していたに等しいこと。
  • 子会社、業務委託先等を含むグループ関連会社を合わせると相当人数に達することに鑑みるに、これの影響の及ぶ範囲は、その家族・親族などを含めると膨大な人数になると想定される。
  • 世間に流布する「行き過ぎた警戒感」が必要以上の自粛など社会的行動の抑止・抑制に強く作用し経済を徐々に蝕んでいるのは周知の通り。
  • また人々のこころは荒み、対立、分断など社会的亀裂が大きく発生しつつあることは憂慮すべき事象である。
  • 上記に鑑みて企業としての社会的影響の大きさを意識した責任ある行動が必要と判断した。
  • 足元ばかりを向いてしまっている人、周囲の顔色ばかりを伺って身動きできなくなっている人に、顔を上げて貰い、目線を高くして未来を見据え直して貰えるように一助になればと考える。
  • 微力であるかも知れませんが世の中の沈鬱なムードを払拭できることの一助になれば、日本の未来に明るさを取り戻すことができれば本望と考える次第です。


・上記内容の転用、文意意図が変わらない範囲での編集、遂行はご自由ににどうぞ。使ったから報酬寄越せとは言いません。下さると言うなら断りはしないというスタンス。


上記言説が正当性についての補足。
COVID-19が少なくとも日本を含む東アジア諸国に於いては特段恐れるべき対象でも特別警戒する対象でもないことは従前から何度も指摘している通りです。
[1]

情勢分析を正しくされておいでの識者の面々の間では、それはいつ来るかの問題で遅かれ早かれ来るだろうと予想されていた局面がやってきました。
もう既にご存知の情報通の方もSNSが発達した今どきですから結構な数居ることだろうとは思いますが、厚生労働省のホームページから「コロナ対策として」マスク着用の表記が消えました。
(誤解している人もかなり居るので念の為に書いておきますと、元々あった表記も「感染拡大時はマスクの着用を」というもので無条件にコロナ対策としてマスク着用を謳っていたわけではそもそもありません)

風邪や季節性インフルエンザ対策と同様におひとりおひとりの咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。
風邪症状があれば、外出を控えていただき、やむを得ず、外出される場合にはマスクを着用していただくよう、お願いします。

「風邪や季節性インフルエンザ対策と同様」=「COVID-19を風邪や季節性インフルエンザと同様の対処で十分事足りる」とハッキリ書いてます。
「風邪症状のある人は外出を控え(自己隔離推奨)」「やむを得ず外出する際はマスク着用のお願い」 → 「症状のない人はマスクする必要ない」ということです。
実際問題、無症状の人がマスクをしても意味ないし感染症予防効果は皆無に近い。

・上記厚労省のページの記載が変わったことから次に、「実質一類感染症指定」を「五類指定に、インフルエンザ並みに格下げ」が近々来るであろうと予想されるます。
・これが発表されてから上記ステートメントを出しても効果は大してありません。
・起死回生の大博打・・・とは言っても勝算がほぼ確実、勝てることが保証されているギャンブルに打って出ない手はないですよ。勝算が見えているギャンブルなんて滅多にあるものじゃない。

・雇っている従業員の多さ、企業規模からすれば Appleが動いてくれるのが理想なんだけど、本社がアメリカの会社でアメリカじゃまだそんなこと言える状況じゃいないのに加えて、ジョブス亡き後の Appleは非常に官僚化(事なかれ主義が蔓延)してるので望み薄か。
・ソフトバンクはつい先日「いつでも何度もPCR検査」という超愚策をぶち上げたばかりだから全く逆方法の行動は取れないと考えるのが常識的判断。但し機を見るに敏で君子豹変すが得意な孫さんはやるかも。
・センセーショナルにインパクトある伝え方をしたがる目立ちたがり屋の三木谷さんが適任かも。今回の件で一番リーチしないといけない団塊の世代への訴求力も一番強いの楽天だし。
・是非とも三木谷さん機を見るに敏で即断即決でパパっと行動に移して下さい。期待しています。

P.S 個人的にはAppleにお得意の世の中をアッと云わせて欲しいのですけどね。

——–[ 脚注 ]—————-
  1. 池田信夫氏、永江一石氏、殊に永江一石氏が熱心に非常に参考になる冷静かつ的確な分析を繰り広げてくれております。是非ご一読を。