カテゴリー:心理学エッセイ

日本人の理解していないコンセンサス

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この医師を「酷い」呼ばわりする安易な感情論は簡単に人々の同情を引ける話題提示のしかたなのだろう。 問題は、受精卵 → 胎児の発達過程の「どこからを生命とするのか」の社会コンセンサスを確立する努力を怠ったまま放置しているからだと思う。 わかりやすい例として「妊娠期間中に出産後障害に至るであろう可能性が高いと医学的に判断された場合は中絶すること(出産してはいけない)」という法律になっていたらどうだろう?続きを読む

動機の純粋性

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「動機の純粋性」に感動・共鳴してしまう、 "青臭い" ((良い悪い両方の意味)) 美意識は誰しも持っていると思われる。 多分、これは万国共通で、この意味では日本固有の問題とは考えにくい。 ところが日本固有の問題と考えるをスルーできない現実が過去から今も出力されているという点。これは一体何なのか、何故なのか、と、ここが要点だろうと思われる。 続きを読む

なぜいじめはなくならないのか 続1

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先日のエントリーの続きです。 なぜいじめはなくならないのか « 心理学エッセイ | 物語り研究所「夢前案内人」先のエントリーで「動物の世界を謙虚に観察すれば分かる通り、集団性動物でかつ高等生物ほどいじめの様式が確立される傾向にあり」と書いた。 動物行動学(生態学)に或程度以上詳しい人ならご存知の通り、動物の世界のそれは「いじめのパターンA」に対して、こういう反応を返すといじめ行動がストップする「対応するパターンa」が必ず存在し、この対によって集団の秩序が維持されているという「行動様式(行動のお約束)」が存在するのである。 だから、この「お約束」を守った行動をする限りにおいていじめがエスカレートすることはないのである。(「お約束」通りの反応を返したのに「お ...続きを読む

なぜいじめはなくならないのか

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この問題を抜本的、包括的に、また広く説得性のある論理を展開出来るほど問題自体が簡単ではないし、また、私の考えもそこ遥かに及ばない低レベルにしか錬れていない。この意味で看板に偽りありのエントリーです。 今段階書ける(言語化できる)だけの範囲を書くと、 まず実践面(実用面)でいえば、「傍観者の排除」これが取り敢えず「手が付けやすくて」「実効性がある」という意味で大事。 より具体的にいえば、傍観者でいること自体が加担者なのであるという点、傍観者でいること自体が罪であるということを社会的コンセンサスとしてきちんと確立するべきである。 ここでいう傍観者は、文字通り傍観者・・・見て見ぬフリをする者、遠巻きに傍観しているだけの者・・・だけでなく、直接加害には加わらない ...続きを読む

印象誘導の典型「幇間論法」

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これを幇間話法と名付けよう。 元官僚の古賀氏の発言が不穏当(または不適切)だとの批判が集中しているが、この動画を見る限りに於いて問題なのは古賀氏であるよりもこの玉川徹って野郎(および雇い主であるテレ朝)ですぜ、皆さん。 過去にTVの取材を何度か受けた経験から、ここで池田信夫氏が述べている通り「言わされてしまった」可能性が高いと思う。 彼らの取材の仕方の定石として 「もし、仮に、、、"仮に" ですよ。仮定として、可能性として "こういうことが考えられる" という、あくまで仮説として○○ということは考えられませんか?」 (○○の部分は具体的に述べてしまうと,後で「あれは言わされたんだ」と言われてしまうと拙いので、あくまで抽象的に匂わせるように、あくまでぼかし ...続きを読む

関係性で心理は変わる

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この手の記事にしては割とまとも。 些細なことで激怒する彼!その理由は?-セキララ★ゼクシィhttp://zexy.net/contents/lovenews/article.php?d=20120511&vos=nxywsmts20101214 「男は・・・」「女は・・・」と安直な分析に落し込んでものを言わず、関係性の問題だとの指摘は◯。 更に附言するなら、「どっちが上or下」ということを「意識する関係性」を作ってしまったら(いずれが上でも下でも。これは問題ではなく)アウトだと。 こうなってしまうと「どっちが上か下か」ということに過敏になってしまうので結果、「些細なことで激怒する」ということに。 以下は私見ですが、 以前 世の中によくある男女比較論 で述 ...続きを読む

慣用句の嘘「火のないところに煙は立たぬ」

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言葉通り、文字通りであるなら間違いではない、その通りなのだが、、、 より正しくは「煙を立たせようと火を点けるヤツが居る」である。 少なくとも、世間一般にこの言葉が囁かれる時の大概はこっち方である。 この言葉を錦の御旗にして噂を広めるのに加担していている人の言葉も十中八九信用できない(煙を立たせようとしている当の本人である場合も)。 燃えやすい乾いた木を燃やせば煙は大して発生せず、煙が盛大に立つのは寧ろ燃えにくい生木である。 実際、ネイティヴ・アメリカンや戦国時代の武将は、狼煙を上げるためには、乾いた木や油を使って火を或程度以上起こしてから、これに生木をくべた。 生木に火を点けようとしてみたことのある人なら分かるだろうけど、生木はちょっとやそっとのことでは ...続きを読む

検索ポータルサイト(やらせ?)

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「心理カウンセラー探しをお手伝いします」的なポータルサイトに登録してみた。 結構アヤシイ系のサイトと玉石混交だけども、登録無料だし「少しでも知られることが大事でしょ」と考えて登録した。 そこは「御悩み相談掲示板」も併設してあって、ここに寄せられた質問に登録専門家が返事を書くことで、相談を寄せた方は参考になる情報が貰え、コメント寄せた専門家の方は「こういう返答をする人だ」と広報、宣伝の一端になるということで、このビジネスモデル自体は間違っていないし、狙いも分かる。 相談の書き込みがあると、予め登録してある専門属性などに従って該当すると判断された専門家に「こういう相談の書き込みがありました」「できればアドバイスをしてあげて下さい」と自動送信メールが届いて、回 ...続きを読む

占い依存症になりやすい人

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先週金曜日(2012年1月17日)フジテレビ「とくダネ!」にて取材VTRが放送されました。この取材の前日にも週刊「女性自身」に電話取材を受け、こちらの記事は今週発売号(2月21日発売 2528号)に掲載されています。 どんな内容になっているか確認はしていないですが、ちゃんと書いたページを用意しておけば(万が一真意とは違うように編集されていても)誤解しない人は誤解しないと思いますので、このページを掲載します。 基本的に取材インタビューに答えるために用意した下書き原稿で、擲り書きです(多少は整えていますが)。最初から読んで貰うことを前提に文章を書き出したのとは違い散発的、羅列的で読み難いかも知れませんが、ご勘弁を。 当然ながら、オセロの中島知子さん個人につい ...続きを読む

尾崎豊を引き合いに出して語る朝日新聞の社説

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尾崎豊を引き合いに出して語っている朝日新聞の社説が「痛い」とtwitter上で話題になっている。 社説 http://www.asahi.com/paper/editorial20120109.html?ref=any#Edit2 確かに痛いと思う。しかし私がこう思うのは朝日の社説のみならず「痛い」と宣っている意見の殆どに対しても。だ。 あれほど多くの人に受け入れられ支持されていた、とみえていたののに、これほど多くの人に尾崎豊の主張が理解されていなかったのだと分かり愕然としている。 (もちろん、尾崎ファンの人全ての発言を読んだわけではないし、そもそも尾崎ファンの人全てがtwitterで発言しているわけではないだろうから、期待も含めてその他の多くの人は理解 ...続きを読む

中国化する日本 (著)與那覇 潤

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…かといって、歴史も含め後世に残る情報という次元での情報を為政者が或程度以上コントロール出来ていた時代じゃなくなったならば事実を我々が見通せるようになったのかというと、情報については自由度がかなり上がったと言えるインターネットが普及した今の時代になっての状況は、デマ情報も結構多いという事実は脇に置いても(事実だと判断される情報だけに話を絞り込んでも)「情報の断片」ばかりがやたらに多いという状態。その情報自体は事実であるとしても、それらを只むやみに寄せ集めても真実に近付けないのからも分かる通り、情報を見通していくための知恵というか着想のようなもの(事実をうまく繋いでいける糸のようなもの)が大事なのである。 [amazonjs asin="4163746900" locale="JP" title="中国化する日本 日中「文明の衝突」一千年史"]この意味で本書は非常に有効な着想を提供してくるものだと言える。 著者本人がtwitter上で「登ったら捨ててよい梯子のようなもの」と発言しているように「歴史を読み解くためのツール」として実に有用。 その行き着く先という意味に於いては後者の姿勢でも、その先で前者「いま私が生きている意味」「これからも生き続けていく意味」に繋がってくる処が歴史の面白いところ ((余談だが映画「タイム・ライン」は面白いでっせ)) 。続きを読む

「空気」の汚染の方が遥かに怖い

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前から、そして今も思っていることなのですが「氏名」「住所」「出身校」・・・この程度の情報が果たして「個人情報」なのか?という疑問。 いや、個人情報と言えば個人情報の内です。確かに。 ではありますが、他人に知られて特段不都合がある、この意味での「プライバシー」という範疇に入れて良いのものなのかどうかという疑問です。 この10年くらい、この「個人情報:プライバシー」というものにヒステリックな過剰防衛的に世の中全般がなっているという実情があり、これってよくよく落ち着いて考えれば結構というかかなり異常なのではないか?と思うのです。 あなたがよほど有名人・・・特に芸能人であるとか・・・であるなら何処に住んでいるのか知られるとストーキングの心配があるとか、分かるので ...続きを読む