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re:精神科医について
庄司拓哉(2006/02/07 19:10)


> 医師にせよカウンセラーにせよ冷たい感じがする人がいいとおしゃっていますけど、この部分は理解できませんでした。ごめんなさい。

 この点は、僕の価値観なので、別に違っていたからとて謝る必要は全然無いです。

>?やはり心を扱う?職業であるだけに、それなりの倫理観はもっていただきたいと思います。人間性の問題で片付けるのも間違っていますよ。

 大変失礼ながら、どういう教育を受けてきたのですか?と質問したくなります。
 というのは、倫理観は人間性の問題と不可分だからです。
 逆に、倫理観とは切り離せる人間性というものがあると、もし、このようにお考えなら、その人間性の定義は誤っていると言わざるを得ません。
 寧ろ人間性とは倫理観を含むものであると私は理解しています。

>?こころとは脳の機能の一つという捉え方をしていらっしゃいますが、これはこころの実在を認めない見方であるから、

 「こころを脳の機能の一つ」だと、どうして「こころの実在を認めない」ことになるのですか? 論理的におかしいです。
 第一、私は精神科医の在り方に関して問われたのに対して「科学的にアプローチする限りは「脳の問題」だ」と言っただけです。 医者はあくまで科学的にアプローチしようとするので、つまり彼らの観点(科学的アプローチ)に於いては「脳の問題」として扱われる(つまり「脳の問題」として以外には扱われにくい)と言っているだけで、僕が「こころをどう捉えているか」に言及している文脈ではありません。

 直接さささんへの答えにはならないかも知れませんが、僕が「こころとはどういうものか」と考えている処を書きますと。
 例えば、今話題に出た「脳の問題」だと狹く考えても、我々が意識的にコントロール出来る範囲はほんの僅かでしかなく、しかも「意識は脳の反応を後追いしているだけ(意思が反応に先んじない)」という事も既に判明しています。
 更には、心臓の中に一部脳細胞に非常に似た働きをする部位がある事は既に判っています。 完全に脳から独立しているわけではないけれども、心臓は或程度の独立性を以て動いている可能性があるという事です。
 この事実を飛躍させて(だから現段階、世間からは単なる世迷い事としか評価されないでしょう)、全身の細胞各々に「意志というほど精度、確からしさはないだろうけども意志と呼べるものが存在している」と考えています。 これの総和として意識、または意志というものを形成したり、生命維持のコンダクトをする統括部門が脳なのだろうと考えています。 つまり、脳は中心を担っているだけで、脳が全てではない。
 つまり人間社会と一緒なのです。 全体を指揮、監督するリーダー的存在は居ないと全然統制が取れずに機能がストップしてしまう(生命の危機)。 かと言って、皆の意思を無視してリーダーが独走すると誰も従わなくなる(やはり生命の危機)。 こういう関係性が人間の中にも成立していると考えています。

 やや皮肉めいた言い方をすると、皆(全身の細胞)からの伝達をそつなく網羅し、総和として「マズくない」差配を下している限りに於いて「脳が一番偉い」ことにして貰えているだけです。

 僕の考えとしては、こころは、この総和に他ならないので、物理的実体として存在するものではないと考えていますが、強いて物理的実体としてそれを指し示すなら「全身」・・・詩的に言い換えるなら「その人の存在そのもの」です。

*********** 庄司 拓哉 ************
Mailto:yumesaki@mono-style.com
http://therapy.under.jp/dream/
*** 物語り研究所「夢前案内人」*****


このメッセージの親記事です

re:精神科医について : ささ (2006/02/07 00:05)
このメッセージに対する返事です

re:精神科医について : ささ (2006/02/08 01:26)

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