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re:精神科医について
庄司拓哉(2006/01/17 19:43)


 アクセスはしてたんですが完全に「節穴」状態です見落としていました。

 まぁ、ぶっちゃけ言っちゃって何なんですが、心、精神、これは科学的にアプローチする限りは「脳の問題」だということになるのですが、その脳について、そこそこに定見めいた事が言えるようになって来たのは、ここ15年くらいなのです。 この上、精神科医の中には脳科学の成果を素直に評価しようという機運が正直あまり無くて、結局、過去のやり方・・・経験則を主にして漫然と薬の処方を続ける。 こういう精神科医さんが多いと言わざるを得ないのが現状です。

 医師国家資格を有しているというのは「患者の生死を直接握る接し方をして良い」という許可を貰っているのと同然で、これの裏返しとして「責任の持てない行為はしない」という意識が医師には強いです。
 これは「患者の命に対する責任」であるので基本的に必要な意識です。 逆のこれの意識の薄い医者なんかには罹りたくはない筈です。
 ただ問題として、上述のように心の問題に関してはまだまだ未解明な事が多く、この意味では「絶対的責任をもって実行できる手段」が事実上無いに等しい、少なくとも医師の立場からはこう見えますので、無難な線・・・つまり「毒にも薬にもならないこと」を様子見で続ける消極策を取るのが安全という判断(この中には当然医師自身の保身意識を入っています)になるのです。

 これと並行して、心の問題で「直接的に」命を落とすことは極めて少ないというのも、医師の危機意識を高めにくい原因だろうと思います。
 医師に限らず、弁護士、薬剤師、等の法律で縛られている職業の殆どは、どうしても法律的に違反になるかどうか、罰せられる可能性が高いか低い、これを強く意識せざるを得ません。 当たり前と言えば当たり前なのですが、これの負の側面としてリスクを背負ってまで新しい治療法に手を出したりしようとするチャレンジャーな医師は、やはりそう多くは居ません。

*********** 庄司 拓哉 ************
Mailto:yumesaki@mono-style.com
http://therapy.under.jp/dream/
*** 物語り研究所「夢前案内人」*****


このメッセージの親記事です

精神科医について : ささ (2006/01/12 18:52)
このメッセージに対する返事です

re:精神科医について : ささ (2006/01/19 01:05)

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