理不尽な校則はなぜ無くならないの?

No Comments

決められたルールは守らなくてはいけない という当たり前の一般則の話は当然のこととしても、それってそもそも必要?と思えるもの、一般社会通念から乖離したもの、中には不条理なものまである校則
何で守らないといけないの?と当の学生生徒が思うのは当然、第三者の大人の目から見ても理不尽な場合も少なからずあります。

答えを先に書いてしまうと、公教育が始まった明治以来の基本理念を教育界がアップデートできていないからです。

日本の公教育が始まった明治時代当初から「将来の兵卒予備群としての品質管理」が重大なテーマであり、端的に言えば「上の命令、組織に服従する従順さ」が最優先であるわけです。
これを身に付けさせるため、不条理、理不尽にも平気でいてられる辛抱強さ、無神経さ、無感動さを、明に暗に鍛える仕掛けが埋め込まれていて、これの一つが校則なわけです。
だからそれに蓋然性、妥当性があるか否かは、対外的に言い訳の立つ説明はあれこれ付けはしますが、実際のとところは寧ろ理不尽さを含んでいた方が好都合なわけです。

四大携帯キャリアおよびApple御中 絶好のビジネスチャンス到来ですよ!

No Comments

コールセンターを擁する企業であれば何処でも良いようでやはり社会的影響力・インパクトを考えた時、この五社かなと思われますのでこれ宛のご提言というかたちを取ります。

記者会見を開き以下のコメントを出すことで貴社の社会的イメージ・評価が上がること受け合います。実際株価も跳ね上がることでしょう。


今までコロナ感染予防と称して実施してきた以下施策を「過剰防衛」であったと認識しましたので改めることと致しました。

  • 業務エリア内での常時マスク着用の徹底 → 義務化(強制)の廃止。任意での着用は認める。
  • 業務エリア入室毎にアルコールによる手指消毒の徹底 → 義務化(強制)の廃止。任意での使用は認める。
  • 出社時の検温、初回入室時の検温で37.5°C を上回っている人は症状を起こしている=他人に感染させる可能性のある人なので出社禁止はインフルエンザにも有効な手段なのでそのまま継続する

これを社内内部周知に留めずこのように公表する意図は次の通りです。

  • 上記を継続実施してきたことで従業員に対して「COVID-19は特殊警戒が必要なほど怖い感染症」という事実から乖離した誤った認識を流布・喧伝していたに等しいこと。
  • 子会社、業務委託先等を含むグループ関連会社を合わせると相当人数に達することに鑑みるに、これの影響の及ぶ範囲は、その家族・親族などを含めると膨大な人数になると想定される。
  • 世間に流布する「行き過ぎた警戒感」が必要以上の自粛など社会的行動の抑止・抑制に強く作用し経済を徐々に蝕んでいるのは周知の通り。
  • また人々のこころは荒み、対立、分断など社会的亀裂が大きく発生しつつあることは憂慮すべき事象である。
  • 上記に鑑みて企業としての社会的影響の大きさを意識した責任ある行動が必要と判断した。
  • 足元ばかりを向いてしまっている人、周囲の顔色ばかりを伺って身動きできなくなっている人に、顔を上げて貰い、目線を高くして未来を見据え直して貰えるように一助になればと考える。
  • 微力であるかも知れませんが世の中の沈鬱なムードを払拭できることの一助になれば、日本の未来に明るさを取り戻すことができれば本望と考える次第です。


・上記内容の転用、文意意図が変わらない範囲での編集、遂行はご自由ににどうぞ。使ったから報酬寄越せとは言いません。下さると言うなら断りはしないというスタンス。


上記言説が正当性についての補足。
COVID-19が少なくとも日本を含む東アジア諸国に於いては特段恐れるべき対象でも特別警戒する対象でもないことは従前から何度も指摘している通りです。
[1]

情勢分析を正しくされておいでの識者の面々の間では、それはいつ来るかの問題で遅かれ早かれ来るだろうと予想されていた局面がやってきました。
もう既にご存知の情報通の方もSNSが発達した今どきですから結構な数居ることだろうとは思いますが、厚生労働省のホームページから「コロナ対策として」マスク着用の表記が消えました。
(誤解している人もかなり居るので念の為に書いておきますと、元々あった表記も「感染拡大時はマスクの着用を」というもので無条件にコロナ対策としてマスク着用を謳っていたわけではそもそもありません)

風邪や季節性インフルエンザ対策と同様におひとりおひとりの咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。
風邪症状があれば、外出を控えていただき、やむを得ず、外出される場合にはマスクを着用していただくよう、お願いします。

「風邪や季節性インフルエンザ対策と同様」=「COVID-19を風邪や季節性インフルエンザと同様の対処で十分事足りる」とハッキリ書いてます。
「風邪症状のある人は外出を控え(自己隔離推奨)」「やむを得ず外出する際はマスク着用のお願い」 → 「症状のない人はマスクする必要ない」ということです。
実際問題、無症状の人がマスクをしても意味ないし感染症予防効果は皆無に近い。

・上記厚労省のページの記載が変わったことから次に、「実質一類感染症指定」を「五類指定に、インフルエンザ並みに格下げ」が近々来るであろうと予想されるます。
・これが発表されてから上記ステートメントを出しても効果は大してありません。
・起死回生の大博打・・・とは言っても勝算がほぼ確実、勝てることが保証されているギャンブルに打って出ない手はないですよ。勝算が見えているギャンブルなんて滅多にあるものじゃない。

・雇っている従業員の多さ、企業規模からすれば Appleが動いてくれるのが理想なんだけど、本社がアメリカの会社でアメリカじゃまだそんなこと言える状況じゃいないのに加えて、ジョブス亡き後の Appleは非常に官僚化(事なかれ主義が蔓延)してるので望み薄か。
・ソフトバンクはつい先日「いつでも何度もPCR検査」という超愚策をぶち上げたばかりだから全く逆方法の行動は取れないと考えるのが常識的判断。但し機を見るに敏で君子豹変すが得意な孫さんはやるかも。
・センセーショナルにインパクトある伝え方をしたがる目立ちたがり屋の三木谷さんが適任かも。今回の件で一番リーチしないといけない団塊の世代への訴求力も一番強いの楽天だし。
・是非とも三木谷さん機を見るに敏で即断即決でパパっと行動に移して下さい。期待しています。

P.S 個人的にはAppleにお得意の世の中をアッと云わせて欲しいのですけどね。

——–[ 脚注 ]—————-
  1. 池田信夫氏、永江一石氏、殊に永江一石氏が熱心に非常に参考になる冷静かつ的確な分析を繰り広げてくれております。是非ご一読を。

マスク着用・アルコール除菌・ソーシャルディスタンスについて改めて疑義

No Comments

本題に入る前に大事な基礎情報を記します。
・各自治体・厚労省がほぼ毎日発表しているのは「PCR検査陽性反応者」である。
1. PCR検査で判明するのは陽性反応者か否かである。
2. 陽性反応者=感染者 ではない。
3. 感染者は「ウィルス(or細菌)が増殖し始めている状態の者」と定義される。
4. 「ウィルス(or細菌)が増殖し始めている=他人に感染させる可能性が出てくる」なので感染者か否かは大事な分岐点
5. 逆に感染者ではない陽性反応者(ウィルスが体内には居るが増殖はしていない人)は他人に感染させる可能性は実質ゼロである。
6. 多数の無症状者にPCR検査を受けさせている今、増えているのは後者である。
7. 現在TV等の殆どのマスコミは「PCR検査陽性反応者」を「感染者」と報じているので明らかにフェイクニュースである。
——————————————————–

・2月〜3月の当初、未知であるか否か自体未知だった
・飛沫感染であることは分かっていたので、飛沫感染感染症一般に一定程度の効果が見込める「マスク着用」「アルコール除菌」「ソーシャルディスタンス保持」が取り敢えずの策(窮余の策)として推奨された(COVID-19に特に効果があるわけではない)

半年経過した現在COVID-19は「身体にとっては既知であった」という意味で未知ではなかったと判明した
そしたら「未知だと思っていた故」の「取り敢えずの窮余の策」だったわけだから、「マスク着用」「アルコール除菌」「ソーシャルディスタンス保持」も必要ないと結論づけるのが論理的に正しいはず。
「マスク着用」「アルコール除菌」「ソーシャルディスタンス保持」でCOVID-19を抑制できたエビデンスは薄弱(全く無いわけではない程度)、欧米諸国と100倍程度の致死率の差がこれを証明している。
> 医師の竹林 直紀氏による分析を参考にすると今までのマスク着用がCOVID-19抑止に役立っていた可能性はあり得ないと言わざるを得ない。

これらを止めると曝露者は増えて陽性反応者はそれなりに増えるだろうが重症者・死者は増えないので問題ではない。 医療施設、老人養護・介護施設でだけ実施義務にすれば事足りる。

寧ろ、未だに「死の病」との思い込みから脱却できず怯え怖がっている人が結構居てて、業種にもよるがこういう人達の不安払拭に迎合して「マスク着用」「アルコール除菌」を社内で強制している(業務命令なので従わないわけにはいかない)会社が多いのが現状で、これがまた「マスク着用」「アルコール除菌」していないと不安になる人々を再生産して悪循環を生んでいる。
業務命令である以上、論理的妥当性、正当性が確かでないといけない筈で、違法の可能性もあるという話でもある(企業に対しては強制力のない要請なのに企業内では強制力のある命令である大きい矛盾)。
論理的妥当性・正当性がないことを業務命令で強制しているのはパワハラですよ。 責任ある地位にある方は、この点もっとシリアスに考えられた方が良いです。

「未知」とは何か〜いつまで「未知のウィルス」と呼び続けるのか

1 Comment

COVID-19は本当に「未知のウィルス」でしょうか?
通例、我々は「知っていると “思っていない”」ものは未知と考えます。この観点だと確かに未知です。
では、心臓での血液循環、そのメカニズム(生物学的知識のあるなし)を知っているかではなく知っているか? 言い換えると、意識でコントロールして心臓を鼓動させているか?意識でコントロールしないと心臓は鼓動できないのか? 答えはNoです。
心臓の鼓動だけでなく、消化器で食物を消化することも、呼吸することも、意識しなくても身体が勝手に運営してくれている。 見方を変えれば、あなた(の意識)は知らなくても身体はこれらのことを知っていると言えるでしょう。
折りに触れ何度もこのブログを含めあちこちで発言し続けていることではありますが、我々の知能の内の「意識」というのは実に傲慢不遜で、自分は全て知っていると思いがち、自分の知っていることがこの世の全てだと思いたがる傾向を強く持っています。
ところが先述の通り、意識は知らなくても身体さんは知っていてくれていて、かつ身体さんは知っていると一切顕示もせず黙々と己の任務遂行してくれる。生物の身体とはそういうものと云えば身も蓋もないですがそういうものです。

COVID-19に限らず感染症全般、感染症だけでなく広く疾病全般に於いても、身体が予め備えている各種生物反応で対処できる範囲である限り、大概の場合発症しない、発症しても軽症で済む。これを「身体が知っている」と捉えて良いでしょう(より正確に記するなら「身体が知っている対処法で撃退できたことを以って “知っている” と概念付ける」)。

本題のCOVID-19ですが、2月〜3月の当初は未知であるか否か自体が未知だったので未知で当然だったわけです。
ところが約半年経過してその傾向がおおよそ掴めてきた段階に差し掛かっていて、その死者数、重症者数が圧倒的に少ない[1]東アジア圏に於いては身体が既知の対処で撃退できていると考えられる、つまり「身体から見ると既知」。
結果論でみると、あなたの意識は知らないから未知だと思っていたのかも知れませんが、身体(細胞)も含めた広い大きい意味でのあなたはちゃんと知っていたのです。もっと自分のこと、自分の身体を信頼するべきです。

——–[ 脚注 ]—————-
  1. 死者数に於いては、そもそも体力が落ちている、基礎疾患を持っていたなどの影響のない純粋にCOVID-19起因で死んだ人だけだと1割以下になるという数字もありますし、重症者に於いても同様のことが言える点はありますが今は置いてきます

日本に於いては新型インフルエンザ並みで終わり

No Comments

当初から2009年秋からの新型インフルエンザと大して変わらないだろうと言っていた。
予想外だったのは欧米社会では総じて感染者、死者率ともに高い(スペイン、イタリア、フランス、U.K.のトップ4は人口100万人当たりで日本の100倍[1])こと。

先進国という意味でもNATO加盟国という意味でも同じグループである意識がで手伝うのもあるだろうが、とかく日本では西欧社会と同じトレンドを共有すると暗黙裡に考えがちの人が多い。これ故、ヨーロッパ、アメリカでこれだけ酷いことになっているのだから日本も警戒しなければ!とマスコミが煽り立てて4月7日に緊急事態宣言を出す始末。実際には地域によって多少のばらつきはあるが4月中頃には実行再生産数は1を下回っている[2]。感染したのが発覚するのは概ね二週間後とされているので実際には2週間前の4月頭には感染のピークを過ぎていたと言える。他の統計がこれを裏付けていて[3]そもそも非常事態宣言を出す必要がなかった。
ご存じない方のために念の為に書いておくと、2009年秋から新型インフルエンザが「大流行になる!」「パンデミックになる!」とマスコミが煽り立て厚生労働省も大わらわ、医療界もプチパニックなった点も、シーズンが終了して結果見てみれば死者203人と “大山鳴動して鼠一匹” だった点も今回のCOVID-19騒ぎとそっくりである。[4] COVID-19は今日付で死者668人[5]で3倍であるが季節性インフルエンザでは直接死因のカウントでも3000〜5000人(超過死亡者数カウントでは少ない年で10000人弱、多い年では15000人が亡くなっている)毎年死んでいるので大した数でないことには変わりない。

ここまでFacebookで発言、Tweetしていたことの繰り返しで、分かっている方には今更な話の羅列でごめんなさいです。
が、周囲・・・友達の友達、知り合いの知り合いという直接の繋がりのない人の話を直接繋がりのある人から聞いていて、知らない人、知らないだけなまだしも、COVID−19に対して過度の警戒を通り越して「異常に怯えている」レベル(マジで)で怖がっている人が結構居るみたいで、これらの人の根拠薄弱の怯え方、恐怖心の抱き方は福島第一電子力発電所事故に端を発する、実際には実害のない放射能汚染に対する恐怖心の抱き方とそっくりで、こういう悪人であるよりは寧ろ善人の人達[6]が、それが国を衰退させ滅ぼしていく道への行動だと気付かずに善意のつもりで善意を行っている欺瞞。欺瞞を欺瞞と気付かずに行っているがゆえに尚欺瞞性がより強いという気付いている人間には実に腹立たしい実態。
ひとりでもいいので気付いてくれませんかね。

念の為に付言しおくと、医療関係者、行政関係者は引き続き将来を見据えた警戒を続けていかなければいけない面は充分にあるでしょうが、一般人は無意味に警戒、恐怖を募らせる必要はないということです。

——–[ 脚注 ]—————-
  1. https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/death.html
  2. https://rt-live-japan.com/
  3. http://agora-web.jp/archives/2045805.html
  4. http://therapy.under.jp/%e5%be%a1%e7%94%a8%e5%ad%a6%e8%80%85%e3%81%ae%e6%ad%a3%e4%bd%93%e3%81%af%ef%bc%9f/
  5. https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
  6. 「無知であることは無知であるが故に知を得ない」という循環論法の罠

BCG摂取して貰えるかどうか問い合わせをする?

No Comments

2020/04/03 に以下の投稿をしました。 これに対する補記などを改めて書きます。

1. BCG摂取が義務化されている国では新型コロナウィルス(以下COVID)の死亡率が低い相関関係が明瞭に見られる。
2. 有意な相関関係が見られるのはロシア株、日本株のBCGワクチンである。
  https://nosumi.exblog.jp/28020527/

これらを前提として相方と色々と調べた情報などを共有していて気付いた点。

3. 日本では2005年に小学校での集団摂取を止めている。つまりこの時点から摂取は法的義務とされているが強制性が無くなったので実質的に任意摂取(*1)となっており、保護者がうっかり失念していたりで摂取を受けていない子供が現在20歳以下では結構な割合居る可能性があるという点。
*1:保健所で実施する日が告知され受けに行く。行けなかった場合は後日個別に小児科に出向く形式になっている。

だとすると、若年層では比較的に軽症で済むとされているCOVIDあるが、例外的に重症化する若年層が出てくる可能性が想定されます。
また重症化する若年層が出てきた場合、その人がBCG摂取を受けているか否かの追調査を漏れなくするとBCG摂取とCOVIDとの相関関係の有無がよりわかるであろうと想定されます。

上記へのご意見広く賜りたく。特に専門家の方のご意見頂ければありがたく存じます。

補記:
1. 日本でBCG摂取が完全に義務化されたのは1951年なので、先日お亡くなりになった志村けんさんはギリギリ摂取組に入れていなかった可能性があります。
2. アメリカはBCG義務化された歴史がありません。このため、今後アメリカに於いて感染爆発が起こる可能性は低くないと考えざるを得ません。アメリカで起こったことは日本でも起こると構えがちな傾向を少なからず日本社会は保っていますが、BCG摂取とCOVIDの相関関係が有意とするならば、少なくとも本件に於いてはアメリカと日本では事情が大きく違っていると静観するのが正しい行動だと思われます。

BCG摂取済みがCOVID-19に罹患しても重症化しないことに寄与している可能性に関して慈恵医大葛飾医療センター医師の越智 小枝さんが知人の医師の以下の情報をシェアされております。

上記のBCG摂取とCOVID-19との相関関係の話は、

  1. 必要以上にパニック気味に恐れている人達に安心材料を一つ提供するためである側面
  2. 臨床的に有意な因果関係があるか否かは医療現場で実験的に臨床実施してみて貰ってこの結果が出るのを見守る

と受け止めるのが常識だと思っていたのですが、上記の越智 小枝さんのシェアされた情報から察するに、いきなりBCG摂取を要求する人が現れた訳ではないとは思いますが、BCG摂取して貰えるかどうか問い合わせをする人が出てきている可能性を伺わせます。

そうだと仮にすると、これは性急かつ身勝手な行動だと言わざるを得ません。 身勝手さという点でトイレットペーパーやマスク、食料品などを大量買いに走っている人達と同じ穴の狢。
それを特定の世代の人達の特徴的な行動であるかのような言い方はしたくはないですが、そう言ってしまっている人達の気持ちはわかりますね。

新型コロナ対策は「平和憲法」の精神で
– アゴラ http://agora-web.jp/archives/2045288.html

池田氏は「コロナ対策は戦争ではな」いと書いているが、戦争とは自分たちを害する存在と共存、それも平易に共存してくれない相手とどう折り合いをつけるか、その手段の一環と位置付けられるもので、ドンパチで殺し合いをすること[1]は本質ではない。
だから池田氏の書いていることは高度な意味での戦争、戦術論であるが、少なからぬ読者が、戦後の誤った教育の成果もあって幼稚な戦争観しか持っていないことが想定されるのでこういう書き方をしたのであろうとは思われ。と少し茶々を入れたくなっただけ。

——–[ 脚注 ]—————-
  1. これだけが戦争だと思っているのは稚拙で幼稚な戦争観である

同邦人を誇りに思うのは良いのだが:錦織選手報道に感じる違和感より

No Comments

言い回しが挑発的とか突っ込みどころという綻びは随所にある、確かに。

「にわか」連中に告げる : 長谷川豊 公式ブログ 『本気論 本音論』
http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/archives/40093043.html

綻びを突くことに執心しやすい人多いよね、日本って国は。綻びを指摘するこれ自体はまぁ良いとしても、これに執心するあまり幹の文意を歪曲して受け取り、その「言っていないこと」に猛烈に反発する人に絡まれて辟易した経験は一度や二度じゃないのでご同情申し上げます。
本題エントリーにあるニックコーチの「僕は褒めることしかほぼしないよ」という言葉の含意をよくよく考えられたし。

本題の方に戻って・・・
圭ちゃんは確かに素晴らしい、過去の試合ぶりと比較しても「化けた」と思わせる今大会の試合ぶり。
が、同じく今大会で「化けた」選手、それが決勝の対戦相手だったチリッチ。
何故に「力を着実につけてきた若者が大化けした! それも一人ではなく二人も! この素晴らしい若者二人の対決となった決勝は、この点だけでもエキサイティングじゃないか!」という扱いが出来なかったのかなぁという嘆息であり、その不見識さを指摘してる長谷川さんなんだけどなぁ。
全く同じこと・・・「圭ちゃんが素晴らしい試合を立て続けに見せてくれたことへの賞賛を惜しまないけど、同じだけ賞賛されて然るべきチリッチ選手の扱いが、同邦人の身贔屓を差し引いても小さ過ぎると思わない?」・・・を昨日の加熱報道を観つつ家族に言ってたので。

OSX Mavericks システム環境設定:サウンド:バランス をセンターにする、だけのアプレット

No Comments

メインに使っているパソコンのシステム、今はOSX Mavericksなのだけど、Mac OS X 10.4.x の頃から再起動する度に「サウンドの設定:左右のバランスがズレる(右寄りになる)」なるという現象が起こるようになっていて、セオリー通りのトラブル・シューティングをひと通り・・・~/ユーザ/Mome 以下の初期設定ファイルを削除、更新、、、etc・・・試していってセーフ・ブート下での新規アカウントでも同じ状態になったので、これしかないと思ったOSの再インストールでも問題は解消せず。 OSの再インストールでも解消しないということは、OSをメジャー・アップグレードしても解消しないとご推察の通りで。。。御存知の通り、Mac OS X 10.7 から基本的に上書きインストールでしか再インストールはできない、やろうと思えば新規インストールする方法もあるにはあるが正直あとの設定、アプリケーションのインストールし直し等面倒くさいのと、長らく使って他の動作に影響を及ぼしている様子も全然ないので「ま、いいか」と今に至るまで放置していた [1]
そうこまめに電源を落とす方ではないのだけど、起動し直すたんびに システム環境設定:サウンド を開いてバランサーをセンターにドラッグ操作をするのは、やはり煩わしい。

と、先日ふと、「今まで問題を根本的に解決することばかり考えていたけど、手動でセンターに調節し直す操作をApple Script(またはAutomator)で自動化してログイン項目に入れておけばいいんじゃね?」と、、、何でもっと早くに気付かなかったのか?! 気が付いてみれば何ということもないコロンブスの卵である。

OSインストール時にデフォルトでインストールされるAppleが用意してくれているサンプル(Apple Script、Automator のいずれも)には、音量を調節するものはあってもバランスにアクセスするものはない。
仕方ないのでググってみると参考になりそうなページが日本語では案外とない。もっと複雑で高度な操作を処理するスクリプトの解説ページは結構あるのだが、単純すぎて案外と盲点なのかも知れない。こういう時は、日本語を含まず英語のキーワードだけでググると英語のページが上位に出てくるというTipsを実行。具体的には「Apple Script Sound L/R Balance Fix」というキーワードで検索。
すると二番目にヒットした

L/R Audio Balance Menulet? – MacNN Forums

というページ。Mac Users の情報交換の場のひとつのようだ。内容的にそのまんま、私と同じ問題に遭遇している人が居るみたいで、その回答の中に

tell application "System Preferences"
	activate
	set current pane to pane "com.apple.preference.sound"
	reveal (first anchor of current pane whose name is "output")
end tell

tell application "System Events"
	launch
	tell process "System Preferences" to tell slider 1 of group 1 of tab group 1 of window 1 to set value to 0
end tell

quit application "System Preferences"

という Apple Script の例文がある。これを元に(その他調べて得られた情報を加味して)以下のコードでアプリケーション形式で保存した(アプレットにする)。保存場所はアプリケーション・フォルダ。

tell application "System Preferences"
	activate
	set current pane to pane "com.apple.preference.sound"
	reveal (first anchor of current pane whose name is "output")
end tell

tell application "System Events"
	launch
	tell process "System Preferences" to tell slider 1 of group 1 of tab group 1 of window 1 to set value to 0.5
end tell

quit application "System Preferences"
変更点:
  • Mac OS X 10.7 Lion からL/Rバランスのパラメータが「0 = only left output」「0.5 = centered output」「1 = only right output」と変わっているらしいので「value to 0.5」とした。
  • Mac OS X 10.6.x までは「-1 = only left output」「0 = centered output」「1 = only right output」参照:http://macscripter.net/viewtopic.php?id=25553
  • Mac OS X 10.7.x Lion までは、システム環境設定:アクセシビリティ:「補助装置にアクセスできるようにする」をオンにし、システム環境設定:アカウント:ログイン項目 に登録するだけで良かったのだが、Mac OS X 10.8.x Moutain Lion からセキュリティ強化の一環で App Stpre で配布されている以外のアプリケーションの実行はシステムから基本的に拒否される、これに加えて OSX Mavericks からはGUIにアクセスしに来るアプリケーションの場合、アプリケーション毎に システム環境設定:セキュリティ:アクセシビリティ から許可を与えないと実行できない。更にプロパティを保存しながらGUIスクリプティングを実行するアプリケーション(アプレット)の場合、CodeSigin(識別子:Bundle Identifier)がシステムに登録されていない場合、実行する度に異なるアプリケーションからのメソッドだと認知され「許可を与えている筈なのに実行を拒否される」という目に遭遇する。
    この問題の解決策は以下。

    OSX10.9におけるGUIスクリプティングとセキュリティとの戦い – ザリガニが見ていた…。

    要点だけを知りたい方は、zariganitoshさんが参照している以下を参照。

    Stardust from cometheart: AppleScript や Automator の CodeSign

    AudioBalance-center.app.tar
  • システム環境設定を起動して、サウンド項目は開いて、バランスをセンターにする、だけのアプレットです。
  • ご自由にダウンロードしてお使いください。改変、再配布、転載はご自由に。
  • ダウンロード後(このまま使う場合)起動前にターミナルで $ codesign -s - -i com.apple.ScriptEditor.id.AudioBalance-center -f /[current_directory]/gui_scripting.app を実行して下さい。([current_directory]はアプレットの置き場所の絶対パス。改行されて表示されているかもしれませんが実行時は改行なしで)
  • ——–[ 脚注 ]—————-
    1. 実際一度新規インストールはしてみたのだが、クローン・バックアップから差分を書き戻したら症状再発した。このことからシステムの基幹部(/Private/etc/ とか /usr/bin/ とか)に入っているファイルが鍵を握っているのだろうとは推測できても、半可な知識で触るとシステムの挙動自体を怪しくしてしまう危険性のある領域だけに迂闊に触れないので放置状態

    いやぁ〜、かっこいい! もう、この一言 Dirty Loops – Hit Me

    No Comments

    音楽を聴いて血が沸いたのはほんとにひさびさ! 久々にその勢いで iTunes Store で即買いしてしまった。

    いやぁ〜、かっこいい! もう、この一言。
    本人達も言っているように TOTO の影響は小さくない、特にドラムがポーカロしてる。キーボードのサウンドも含むアレンジがスティーヴ・ポーカロのセンスに溢れているのが僕的には一番グッと来るところ。

    でも、単純に TOTO の影響だけでなくフュージョン、ジャズ、ソウル、ファンク、、、雑多な音楽の影響を吸収している。良い意味でなんでもあり。
    ボーカルの節回しは随所随所でスティーヴィー・ワンダーの顔が垣間見えるし、「えっ!これCASSIOPEIA?」と思うアレンジがブリッジで出てきたり(ドラムは神保彰っぽくもある)。。。ベースのあんちゃんはパンキッシュな出で立ちなのに凄くオシャレなベース弾くし。




    Loopified (Deluxe Edition)

    2,100円
    (2014.06.12時点)
    posted with ポチレバ


    騙されたと思って買ってみ! iTunes Store なら試聴できるから聴くだけ聴いてみ!

    解決編:iPhoneユーザ辞書の中身が消える>iOS7(またはiCloud)の極悪仕様

    No Comments

    以前のエントリーの解決編なのですが、、、
    結論的なことを先に書きますと、Appleのデフォルト環境つまりAppleが用意している手段のみ、での解決はできない(現段階)ので、これを解決と言って良いのかどうかは微妙です。

    iPhoneユーザ辞書の中身が消える>iOS7(またはiCloud)の極悪仕様 « Macネタ | 物語研究所 “夢前案内人”

    前回エントリーを上梓した段階ではウェブ検索しても手掛かりになる情報は見付かりませんでした。より正確に言えば、iPhone上の同期したユーザ辞書が消える、リセットしても新規登録できないという症状は同じだが、iCloudの同期を一旦オフにしてとか、入力補助機能をゴニョゴニョすると治るという記事ばかりで、当環境で発生している現象には該当しない情報ばかりだった。それでも、駄目で元々で一応実行してみたが、案の定治りはしなかった。

    注釈:以下はiPhoneのユーザ辞書をMacのことえりユーザ辞書とiCloud経由で同期している人向けの情報で、iPhone単独使用でユーザ辞書のトラブルに見舞われている人には役立たない情報です。

    半年以上を経過して改めて検索してみると以下の記事を見付けた。

    直った!iOS 7でユーザー辞書が使えない人必見の治療方法!

    この記事で紹介されているリンク先

    iOS7のユーザ辞書をリセットするスクリプト – ザリガニが見ていた…。

    にアクセスして、ここから更に顛末のそもそもの記事

    徹底的にユーザ辞書を同期してみる – ザリガニが見ていた…。

    を読んでみると “ザリガニが見ていた…。” 管理人:zariganitoshさんも全く同じだと言える現象に遭遇してる! これでビンゴに違いない! なるほど、書いてある「いつの間にか膨れ上がってしまったユーザ辞書」というのも該当する。 なので示されている手順を実行する前に、ことえりのユーザ辞書を大々的にダイエットすることに。 ユーザ辞書のダイエット、編集の仕方および、バックアップの取り方は別エントリーにしましたので、こちらを参照してください。
    OSX Mavericks ことえりユーザ辞書の編集と、そしてバックアップ方法 « Macネタ | 物語研究所 “夢前案内人”

    ユーザ辞書同期不全 [1] の状態を解消する手順そのものは “徹底的にユーザ辞書を同期してみる – ザリガニが見ていた…。” を参照して頂くとして、要点、注意点、また私の環境では挙動が少し違った故に違った対応をした部分などを附記しておきます。

    • 件の「iOS7のユーザ辞書をリセットするスクリプト」は、iTunesでiPhoneのバックアップを実行してコンピュータ上に出来たバックアップ・ファイル(~/Library/Application Support/MobileSync/ に生成される)を読み取りに行って、この中のユーザ辞書に該当する部分のデータだけを取り除いたデータを別ファイルとして保存してくれる(ユーザ辞書部分だけ無くなったバックアップ・ファイルが出来る)。という動作をするものです。ので、このバックアップ・ファイルを作ってからiPhoneを初期化した後に、このバックアップ・ファイルから復元するとユーザ辞書が空っぽになった(その他の状態は元通りの)iPhoneになるということです。(下の画像参照)スクリーンショット iPhoneバックアップ-reset-user-dictionary
      理屈的には、バックアップを取る直前にiPhone上の操作でユーザ辞書をリセットしたもののバックアップを取れば同じになると思えるのですが、実際実行してみるとこの方法は上手くいかない。少なくとも私がやった限りでは上手くいかなかった。 後述する別件でもこのスクリプトが有効だったことを考え合わせると、単にユーザ辞書のサイズが膨大だったのだけでなく、辞書の内容ではなく辞書ファイルの容れ物(つまりはフォーマッティング)が破損していたのではないか?と推測します。だから辞書の登録削除の操作をしても正常に削除処理はされずに辞書データは残ったままだったのだと。ユーザ辞書が或る閾値を超えて大きくなるとフォーマットの整合性が損なわれる可能性も考えられます。そういえば確かにiPhone上で文字変換操作をしても候補に出てこないのに、iTunesに接続して表示されるステータスを見ると容量は減っていなかったので、ユーザ辞書の内容が消えたのではなく、データにアクセス出来なくなっていただけと考える方が辻褄が合います。


    • iCloud書類のリセットの作業を行うMac一台(以下「メイン機」)だけを残して、同じApple ID でiCloudにサインインしている全てのディバイスをサインアウトすると共にユーザ辞書を削除。
      ここで実は私はハマッてしまったのだが、デスクトップ機は内蔵HDDのクローンをバックアップとして外付けHDDに保存していて、時々内蔵HDD上のシステムのメンテがてら外付けのシステム(サブのシステム)から起動するのだが、こちらのアカウントでもiCloudにサインインしている状態だったのに加えて、メイン機に於いてもMacの動作に問題が起こった時の動作確認トラブル・シューティング用の別アカウントが作ってあって、こちらでもiCloudにサインイン状態だった等々を失念していて「https://www.icloud.com にアクセスして、アカウント設定 >> 詳細設定 >> 書類とデータのリセット」を実行。 見かけの操作上はリセット出来たように見える(そう表示される)も、ユーザ辞書がリセットされずに、リセットされていると思って一連の操作を済ませてiCloud同期を再開させると古い辞書が同期されて挙句 iPhoneのユーザ辞書が(見かけ上)消えてしまうという元の木阿弥に。 一台でもサインアウトしていないものが残っているとリセットは実行されないみたい(あくまで挙動からの推定)。


    • ここまで徹底しないといけないのかな?と半信半疑ですが「実際自環境ではこうしないと上手くリセットされなかった」ということで書いておきます。
      1. メイン機のメインのアカウント一つだけ残して(この段階ではメイン機メイン・アカウントはまだ触らない)、その他の全て・・・サブのアカウント、サブ機の過去に一回でもiCloudを利用したことのあるアカウント全て、Windows機で利用したこともあるなら当然これも、iCloudからサインアウト、より徹底したいならiCloudアカウント自体を削除した上で、ユーザ辞書を削除。当然iPhoneに於いてもiCloudアカウントを削除。メイン機メイン・アカウントはiCoud環境設定で「書類とデータ」の同期だけオフにする。
      2. ユーザ辞書の削除の仕方もより完璧を期する方法がありまして、以下の通りします。
        ~/Library/Dictionaries を開き、この中の「CoreDataUbiquitySupport」と「ユーザ辞書」を削除。(下の画像参照) ユーザ辞書の本体は「CoreDataUbiquitySupport」の方で「ユーザ辞書」はこれのコピー。OSX Mavericks からこういう仕様に変更になっていて、「ユーザ辞書」も残したのは下位バージョンからの移行を考慮に入れてのことだと思われます。なので将来的には「CoreDataUbiquitySupport」一本になっていく気がします。スクリーンショット ~/Library/Dictionaries の中の「CoreDataUbiquitySupport」と「ユーザ辞書」
      3. メイン機のメイン・アカウントで(まだ、このアカウントではiCloud同期は有効である点に注意されたし) ~/Library/Mobile Documents/com~apple~TextInput フォルダを削除 → しようとすると「“com~apple~TextInput”を iCloud から削除してもよろしいですか?」とアラートが出る。(下の画像参照)スクリーンショット Mobile Documents 内のものを削除しようとすると現れるアラートこの挙動から ~/Library/Mobile Documents/ 以下はDropBoxと同じ、このフォルダ以下の構成を触るとそれがそのままiCloudサーバに反映されるという機能の仕方をしていると分かる(だから、この時点でiCloudサーバとのリンクを切らないでおく必要があるのです)。削除後、念の為に https://www.icloud.com にアクセスして確認してみると com~apple~TextInput フォルダ自体は自動で再生成されていたが中身は空になっていた。
      4. ここでメイン機メイン・アカウントのiCloud同期をオフに(iCloudアカウントを削除)する。このうえで上記と同じ要領でユーザ辞書を削除する。(この段階でユーザ辞書のバックアップは確保できていること。まだならバックアップを先に済ませてください)
      5. 多分しなくても大丈夫なように思いますが念の為にコンピュータを再起動し、更に念には念を入れ(私の場合、先の失敗で懲りているので)全てのディバイスで「iCloud がオフの状態が維持されているか」「ユーザ辞書の中身は間違いなく空か」を確認した上で、メイン機メイン・アカウントにてバックアップからユーザ辞書を登録し直しました。
      6. メイン機のメイン・アカウントでテキスト・エディタを起動してことえりにて文字入力&変換を実行してみて登録単語が候補に現れてくるのを確認して、あとは順次iPhone、その他のディバイスのiCloud同期を(「書類とデータ」も)オンにし、文字入力&変換が正しく行えているかを確認して終わりです。

    おまけの後日談:

    本件とは別に後日、iPhoneの同期をiTunesから行おうとすると「空き容量不足です」という警告が出て同期が正常完了できない状態に陥った。新しいアプリを増やしたとか、同期する音楽、動画ファイルを増やしたとかは一切ないのにです。よく見るとiPhoneの容量表示インジケーターで「その他」の領域が異常に大きくなっていて、これ以前に同期してあった「音楽」「動画」「書類とデータ」の合計と数値的に一致するので、何らかの誤動作でフォーマットが壊れて何のファイルか正しく認識されなくなって「その他」扱いになっているのだろうと推測されました。こうなるとこれは最早「容量を無駄に使っているだけのゴミ」なのでiTunesから復元を実行するしかない。
    最初、普通に復元・・・復元実行プロセスの最初の段階でバックアップが実行されるバックアップからの復元・・・を実行したら、データ破損したそのままの「その他が大容量を占めている」状態で復元されてしまった。
    「ありゃりゃ、こりゃ困ったね」と思い、、、ここで閃いた。「もしかしたら(先述の)ユーザ辞書をリセットするスクリプト で処理したバックアップ・ファイルから復元を実行したら解決するのではないか?」と。
    これは勘である。根拠などない。やってみて駄目だったら他の手を考えれば良いだけ。と考え実行してみたら問題はクリアされた。
    このことから帰納的に考えるに、iPhoneのユーザ辞書のフォーマットが破損することが他の領域も巻き込んで正しく認識されなくなる事態を引き起こす場合があるのだろう。と。 もちろん、誤認識され「その他」の領域が異常に大きくなって「空き容量不足です」警告が出るトラブルの全てがこれに該当すると、たった一つのケースで言えるわけはありませんが、このトラブルに遭遇した方は「物は試し」と「やってみるだけやってみて上手く行ったらラッキー」くらいに考えて参考にして下されば幸いです。


    2014年6月10日 5:46 追記
    zariganitoshさんのページの片方、スマートフォン用のページのURLと気付かずにリンクしていたのでパソコン版の方のURLへ修正。

    ——–[ 脚注 ]—————-
    1. 辞書が表示されない、変換候補に出てこない、削除、追加、登録ができない、Mac上のことえりユーザ辞書とiPhoneのユーザ辞書の内容が一致しない

    OSX Mavericks ことえりユーザ辞書の編集と、そしてバックアップ方法

    1 Comment

    OSX Mavericks になってからことえりユーザ辞書の編集の仕様が変わっていて、システム環境設定:キーボード:ユーザ辞書 からの操作になるのだが、一単語削除するのに30秒〜10分掛かるという激重の状態 [1] で「こんなのやってられない!」ので、

    何か方法はないかと調べていてこういうアプリケーションを発見した。


    因みにこの作者さんのページ、htmlのタイトルを付けていなかったりで一般的に考えられる「ことえりユーザ辞書 登録 Mavericks」でGoogle検索しても24番目(2014/6/5現在)で上位の方に表示されない上に、タイトルを付けていないので記事のサマリーまで目を通してはじめてMavericks用のことえりユーザ辞書登録アシスト・アプリを配布しているようだとわかる状態。 折角こういう皆の役に立つ良い物を作ってくれているのに、これじゃ気付く人は少ないですよ > 作者さん。と思うのだが、それとは裏腹にプロの手によるものと感じる実に垢抜けたページのデザインになっている。なんか訳ありな感じがしないでもない。

    Marvericks 専用 ことえりユーザ辞書単語登録/削除アプリ:FineWordRegister
    http://www.tk2.nmt.ne.jp/~underwood/finewordregister/

    手軽に図面が引けリアルタイムで3Dレンダリングして見せてくれる製図ソフト

    No Comments

    引っ越しなどでお部屋の間取り、家具等の配置を予め決めておくことが出来ると便利ですよね。
    引っ越しの段階で場当たり的に適当に並べてしまって、それが実はかなり有効な空間活用でないなんてことも。
    今までよりも狭い部屋に引っ越す場合に、今持っている家具が全部問題なく入るか、もし入らないとわかるなら、どの家具を処分するのか決めることも出来ますしね。

    手軽に図面が引けて、それをリアルタイムで3Dレンダリングして見せてくれて、もちろん見る角度も回転できる、そんなソフトの紹介です。
    お絵かき感覚で気楽に操作できますが、プロユースなレベルまで作り込むも可能な幅の広いソフトです。
    このソフト自体は、僕の知っている限りでも5年前から存在するソフトですが、日本では案外と知られていないので改めて紹介します。

    Sweet Home 3D
     http://www.sweethome3d.com/ja/
    Sweet Home 3D で作図した実際例

    Mac OS X のほか、Windows、Linux 用も配布されているフリーウエアです。
    家具など配置するパーツはデフォルトであれやこれや登録されていますが、より多くのバリエーションが欲しい場合は同サイトの「3D models」ページ上に貼られた幾つかのリンク先からライブラリファイルをダウンロードして読み込む(追加)することも出来ます。インテリアのデザイン事務所や家具メーカーなども(宣伝になるからでしょう)ライブラリを提供しているみたいです。

    文字でくどくど書くよりも以下のチュートリアル・ビデオを見て貰った方が早いと思います。


    Sweet Home 3D 1.7 tutorial 投稿者 SweetHome3D


    Older Entries

    %d人のブロガーが「いいね」をつけました。