太陽牡牛座
3月 02
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太陽 = 牡牛座
太陽牡牛座/月牡羊座
強い自己主張性を持ち、と同時に強い現実肯定性を持っているので「如何に社会に自分を割り込ませるのか」に強い関心と異常な執着を示す。 ソーシャルワーカーに多い組み合わせだと思うが、自己の押し出しが強過ぎて偽善的雰囲気を伴ってしまう事は否定出来ない。
P.T.A の役員、町内会の役員など歴任している方に多く見られる組み合わせ、地方議会議員にも多そう。
太陽牡牛座/月牡牛座
何事も自分の経験、体験を通してでしか認識でき辛く理解が遅いので無骨者。 その体験or経験によって得た認識には非常に執着し自信を持つので頑固者。 非常に熱く燃えた炎を内に秘めているが他人からは見えない、逆に見えない事によってその炎が不思議な求心力になり他人を惹き付ける魅力になる。 頑固で聞き分けが悪いのに他人に嫌われにくいのはこの故である。
歳を取ると子供っぽい意固地さばかりが目立ってきて嫌われ者になる方が多い(この辺は「歳を取れば丸くなってきて当然」という一般的理解とのギャップによる部分も大いに関係していると思われる)、他人の気持ちを金で買おうとする癖があるので余計に他人に嫌われるという悪循環を産みやすい。
太陽牡牛座/月双子座
周りに自己を売り込む事に躍起になり大盤振舞しやすい、子分を作るためにやたらに奢ってやったりするガキ大将がこれである。 チャンスを認識する目利きであるが行動は鈍重で実際には活かせない場合が多く、いきおい他人にやらそうとあれこれ指図する人になりやすい。
充分な蓄えが無いと不安で何も出来ない、かといって充分な蓄財が在ると浪費家なので身代を食い潰す。
若い内に充分に蓄財をして持ち家を購入するなど生活基盤を獲得したほうが良い。
美術商、骨董品屋などをしつつ若い才能を発掘し援助してやるなどが一番相応しい生き方だと思う。
こじんまりしたフランス料理店のオーナーシェフに多いような気がする。
太陽牡牛座/月蟹座
強い現実肯定性と強い保護精神を合わせ持ち専業主婦向き。 男性でもこの傾向は変わらず結婚する女性は男っぽいキャリアウーマンタイプほうが上手くでしょう。 女性の場合は「本人が出来過ぎ」で男性を甘やかせ駄目にしてしまう場合が多いので、結婚する男性は配偶者の影響を受けない猪突猛進型が良いでしょう。
生活基盤が安定していないとかなり意地悪で僻みっぽい性格になる。
太陽牡牛座/月獅子座
常に自分が目立っていないと嫌という自己中心性を持つ「お山の大将」で、その為には世界が狭く成っても一向に気にしない。
普段から過剰演出が過ぎるので物言い、立ち居振る舞いはイチイチ大袈裟。 それでも不思議と他人を惹き付ける魅力があるので孤独になることは稀。 零細企業のワンマン社長に多いように思う。
太陽牡牛座/月乙女座
親から与えられた環境、境遇に不平不満を抱かず受け入れその範囲内で自分がどうするかを考える。 「けちくさいこじんまりした人物」と言ってしまえばそれまでだが、無理をしない事に掛けては見習うべきものが在る。
ただ目先の細かい事での躊躇が多く自分で人生を大きく切り拓いていけるタイプではない。
乙女座に重要な感受点を持つ方は秘書的才能があるとされるが、この組み合わせの場合は大企業向きではない。 地方公務員向き。
太陽牡牛座/月天秤座
他者に対する関心が強く翻って自分がどう見られているかに帰結し、小綺麗に着飾ることに固執する。 よって服飾にお金をつぎ込むひとは多い。 服飾に関する興味が職能に繋がる場合も多い。 女性の場合同性に人気がありそれが障りになって異性運が少なくなる場合がある。
歳を取っても若い雰囲気を失わない方が多く、この辺は得である、但し太りやすい。
太陽牡牛座/月蠍座
親を代表とする家系的に受け継いでいるものに誇りを持つと同時に憎悪も抱いている場合が多い。
若い内は親から威圧的な支配をされ逃れたいと思っていたが、自分が結婚して子供を持ったら自分の子供に同じ威圧的な扱いをしていた、という形になりやすい。
この受け継いでいるものを社会一般に通用するまでに高める事によってこの自己矛盾を解消出来る。
若い内は宗教などに熱狂的盲信をしやすい危なっかしさを持っているが、50歳を迎える頃には穏やかな人格になっている。
太陽牡牛座/月射手座
他人の心情に配慮しない無頓着さに掛けては天下一品。
自分の尺度でしか判断できずそれが最善と信じて疑わないので非常に押し付けがましい。 このひとに執ってお節介は善でこそあれ間違っても悪ではあり得ない。
根っからの善人で、だからこそ上記のような振る舞いが躊躇無くで出来るのである、相手が悪意を持って受け取る場合があるかも知れないなど思いもよらない。
冷めた目で見ればバカだが、正面切ってこの人の事を馬鹿に出来る人はそうそう居るもんではない。
太陽牡牛座/月山羊座
社会的野心が強いがそれを生真面目な形で実現しようとするので一見しただけではそうは思えない、若い頃はコセコセしているが年齢が上がり社会的安定を獲得するにつれ奥行き&幅も出てくる。 逆に年齢がいっても安定した基盤を得ていないと妙にこじんまりして猜疑心の強いひとになる。
不動産に異常に固執する場合があるが、これも安定した基盤を得たい気持ちが強いからである。
太陽牡牛座/月水瓶座
基本的には喧嘩が嫌いな平和主義者なのだが「実は短気で怒りっぽい」ひとが多い組み合わせ。
牡牛座はどうなるか判らない未来には興味が無く不信感を抱いているくらいである、水瓶座は状況を暫時改革していく事に興味が強く確定してしまっている過去には興味が無い、この相矛盾するスクエア関係がイライラの原因。 この二つの接点は現在しかなく、いきおい刹那主義者に成りやすい。 新しモノ好きで衝動買いをよくするひとが多い。
コンピュータの最新機種を追っかけるように買い替え続けるひとも。
太陽牡牛座/月魚座
受容性では一二を争うの組み合わせ。裏返せば考えるよりも先に何でもかんでも受け入れてしまうということなので実にナイーブで傷付きやすい。ゆえに自分で自分を守れる自我が形成される以前(おおよそ中学以前)は「叱って躾け」るより「褒めて育て」た方が良い。
マインドの受容性と真逆に論理的受容性は悪いので「批判、注意」を「非難、中傷、攻撃」と受け取りがち。 客観的理性判断を身に付ける必要性が他よりも高いのだが、論理的(抽象的)に説明しても無駄で、ロールプレイなど実体験型の学習形態が効果的。
不倫をする人に多いと同時にカトリックのシスター、僧侶など聖職者も多い組み合わせ。
本稿は1998年初出のものに一部加筆訂正(誤字脱字の訂正、時代に即さなくなった表現の修正)して再掲するものです。