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その後:iPhone iOS7 メッセージ.app の連絡先参照が不正

前回エントリーのその後の追跡結果の報告です。

iPhone iOS7 メッセージ.app の連絡先参照が不正

前回「姓名が逆転しているものとしていないものがある」と書きましたが、その後の調査で、

  • 相手がiPhoneまたはiPadで
  • iMessageをオンにしている場合にのみ発生する

ということが判りました。 つまり逆に言えば「相手がiOSユーザではなく」または「iOSユーザでもiMessage機能をオンにしていない場合」は発生しない。ということです。

更に色々と改善策はないかとiPhoneを操作していると気付いたのが、SMS/MMS(メッセージ.app)上で右上の「連絡先」 → 「i(丸囲みのi)」 → 「編集」をタップして開く画面の中、下の方に「連絡先とリンク」というタップできる項目があり、「何じゃこれ?」と思って、試しにこれをタップすると連絡先.app に登録されてある通りの情報が流し込まれて正常になりました。但し、ニックネームに関しては正しく反映されないものが幾つか残る状態で不完全。

この一連の動きから推察して、iOS7からの仕様変更で、iMessage経由での送受信相手の連絡先情報は、連絡先.app を直接参照利用するのではなく、“連絡先カード”のような中間ファイルを生成してこれを利用する仕様になったようだと。そして、この中間ファイル生成時に姓名の順序を誤って流し込んでしまうというバグになっているのであろうということです。

何で、こういう回りくどい仕様に変更したのかは謎。 仕様変更は何らかの意図があってのことだろうと納得はして、動作チェックをちゃんとしてからリリースして欲しいものです。


2013年10月9日追記
前のエントリーと合わせた二つの記事を読んだiPhone使用の友人の多くから「ウチではそんな症状出てないよ」という声ばかりが寄せられ、またAppleユーザの強い味方
“拝啓 アップル様”… http://homepage1.nifty.com/nojiri/
の運営者:野尻隆裕さんにも報告し検証して貰った処「症状再現しませんでした」とのことで、「あれ?(・_・?)」と何が原因なのか分からなくなって振り出しに戻ってしまいました。
原点に戻って、再度 SMS/MMS(メッセージ.app)上で右上の「連絡先」 → 「i(丸囲みのi)」 → 「編集」をタップして開く画面の中の中をしげしげと観察し直してみると、「リンク済みの連絡先」として iCloud と共に Google連絡先 が何故かリストアップされている。「もしや、これか?」とiPhoneの設定:メール/連絡先/カレンダー の中をチェックしてみると、Googleのアカウントに於いてメール以外に連絡先も有効になっている(した覚えはないのだが)。これを開いて無効に(メールだけ有効の状態に)したら姓名の表示順、ニックネームが有効に・・・つまり正常に・・・なり、ここが犯人だとわかりました。
でも反対に考えると、私の場合Google連絡先は念の為のバックアップに確保してあるだけで普段は使わないから、これをオフにして解決してめでたしめでたしで良いけども、Google連絡先とのリンクを積極的に使っている(使いたい)人は、困るわけで、、、この姓名表示順、ニックネームが無視される、のはGoogle連絡先の仕様との兼ね合いでしょうから、使っている人はGoogleにフィードバックを入れた方が良いでしょう。

“連絡先カード”のような中間ファイルを生成する仕様に変更になったのは、どうもGoogleアカウントの連絡先ともリンクすることが出来るようにした為、セキュリティの観点から直接連絡先にリンクさせないようにした為ではないかと推測します。
また、「iMessage使用ユーザにだけ影響がある」かのように見えたのは、私がGoogleの連絡先にも登録してある人が、たまたまiMessage使用ユーザだけだったという偶然によるものだったみたいです(断言できるほど確証はないです)。


iPhone iOS7 メッセージ.app の連絡先参照が不正

昨日に続きiOSの問題をもう一つ見付けてしまいました。今度の明らかにバグです。

iOS 7 からの現象

  1. SMS/MMS(メッセージ.app)上での送信元の表示が姓名逆転している場合がある(全てではない)。
  2. 連絡先.app から当該のカードを参照すると「姓欄には姓が」「名欄には名が」正しく入っている。よみがな、ニックネーム(登録してある場合)も適正に入力されている。
  3. 同じものをSMS/MMS(メッセージ.app)上で右上の「連絡先」 → 「i(丸囲みのi)」 → 「編集」をタップして開く画面では、「名が姓に」「姓が名に」に本来のものと逆転した状態で反映されている。また、よみがな、ニックネームが欠落している。
  4. 姓名逆転せず正しく表示されているものの同じ画面を開くと(当たり前だが)全ての情報が正しく(連絡先.app の通りに)格納されている。

以上の現象からメッセージ.appが正しく連絡先情報を参照できていない(参照時に姓名、ふりがな等の関連付け機序を間違って読み込むバグ)ものと判断されます。

Appleさん、早急にバグ・フィックを。


iPhoneユーザ辞書の中身が消える>iOS7(またはiCloud)の極悪仕様

iOSを7にアップデートしたらユーザ辞書の中身が消えるというトラブルに遭遇した。
ところがどっこい、トラブル(不具合)だと思っていたら、これが仕様でのようであると判明して、この仕様変更はあまりにもユーザ無視の極悪仕様なのでここに報告するとともに糾弾したいと思います。
また、この情報を共有、拡散をお願いしたいと思います。

これが仕様であるようだと判断した経過は以下の通り。

  • iOS6から OS X 10.8 Moutain Lion の「ことえり」のユーザ辞書に登録してある単語がiCloud経由でiPhoneのユーザ辞書に同期される仕様になっている(パソコンで使用しているMac OS X が10.7以前の場合は実装されていない)。
  • 私は普段パソコン用のIM(Input Method)はGoogle日本語入力を使っているので、この新しい機能が実装されていることは知らなかった。
  • iOS7がリリースされたのでアップデートした処、iPhoneのユーザ辞書の内容が消え、かつ、(消えたのは諦めて)新たに辞書登録をしようとしても新規の登録(保存)すら出来ない現象に遭遇にし、この問題を解決するためにネットで情報を探索をしている過程でこの機能がiOS6の段階から実装されていたことを知った。
    (なので、ここで書いている状態はiOS6時代から既に存在していた可能性はあると思われます。但し、今回の件でネットで調べていて、これがiOSおよびOS X の仕様によるものだと気付いている人は居ない模様で、この点を指摘している情報は一切見当たらなかったです)
  • このことから、どうもiCloud同期絡みでこの問題が起こっているのでは?という推測が成り立った。
  • 普通にiPhoneの復元を実行しても問題が解決しなかったので、iPhoneのバックアップを取っておいてから、iPhoneの設定内の「リセット」からiPhoneを初期化してから、新しいiPhoneとしてアクティベーション&iOSを7にアップデートしてから、バックアップを復元。 この一連の操作でiPhoneのユーザ辞書は新規登録できる正常な状態になった。
  • 次にパソコンのことえりのユーザ辞書と同期するかどうかを試すため、ことえりのユーザ辞書にGoogle日本語入力の辞書から書き出した単語群を読み込ませて [1] iPhoneの 設定:iCloud:書類とデータ およびパソコンの システム環境設定:iCloud:書類とデータ をオンにし暫く待つと、見事に同期されちょっと感動。
  • iPhoneのユーザ辞書が使えるようになったので,これでめでたしめでたしと思って、暫く使っていると、ふと見るとまたiPhoneのユーザ辞書の中身が消えていることに気付く。
  • 「はて【・_・?】」と思っていると、、、ここで勘のいい人は気付いたかもしれないが、そう!パソコンでの使用IMをGoogle日本語入力に戻していたのである。もちろんオフに(システム環境設定:言語とテキスト:入力ソース でことえりのチェックを外す)はしていないのだが。。。
  • オフにはしていないので「まさか?!」と思いつつ真偽を確認するために(不便だが)パソコンで使うIMをことえりにして暫く使って、念の為に再起動したiPhoneのユーザ辞書を確認すると戻っている。 → 再びIMをGoogle日本語入力に切り替えてパソコンを使う → 暫く待ってiPhoneのユーザ辞書を確認すると中身が消えている。 → 再びIMをことえりにして暫く待つとiPhoneのユーザ辞書が戻っている。 → 以下同様
  • これを計で5度繰り返して、パソコンでアクティヴになっているIM:ことえりになっている時にだけiCloudでのユーザ辞書同期がされ、非アクティヴにすると同期が実行されなくなる。だけなのではなく「同期するユーザ辞書が存在しない=ユーザ辞書の中身が無い」として「内容ゼロの辞書を同期(つまり中身が消去)される」という動作になっているようだということを確認。

ここで問題なのは、同期するのを止めるだけ(iPhoneのユーザ辞書の中身はそのまま残る)なのではなく、iPhoneのユーザ辞書の中身を消してしまう動作をすることである。
これでは、つまり「ことえりを使わないとiPhoneのユーザ辞書は使わせないよ」と言っているのと同然で、パソコンでのIMをGoogle日本語入力、ATOK、かわせみ等サードパーティ製のものを使っている人は少なくない筈で、これらのユーザがiPhoneを使う場合の利便性が悪くなるのを体験させてことえりを使わせるよう半ば強要しているに等しいからです。独占禁止法違反である可能性が高い行為であると言えます。

Macユーザの皆さん、この独善的な仕様を、パソコンでことえりを非アクティヴにすると「ユーザ辞書同期が単に停止するだけ(iPhoneのユーザ辞書の中身はそのまま残る)」という穏当で当たり前の仕様に変更するようAppleにフィードバックを送りましょう!
フィードバックは以下から → http://www.apple.com/jp/feedback/iphone.html

また、この「iPhoneのユーザ辞書の中身が消える」という問題がiOSのバグまたは、偶発的な不具合だと思っている人に「これは極悪仕様になっているからなんだ」と教えて上げるために、この情報を共有、拡散をお願いしたいと思います。


2013年10月19日追記:
その後、野尻さん(@TakaNojiri)を含むMacユーザの友人、知人に検証して貰ったところ同現象は再現せず。また、拙環境でも、ことえりがアクティヴ/非アクティヴ何れにしてもユーザ辞書が全く同期されない事態になってしまい、もう何が何だかわからない状態になっています。何度も試行してみた上だったので「これで間違いない」と思っての当エントリーだったわけですが「極悪仕様」というのは一旦取下げさせて頂きます(この可能性がゼロだと言えるほどの確証もやはり無い現段階ですが)。
「これが原因かも知れない」「こうやったら直ったよ(直るかもよ)」という情報をお持ちの方は、「もしかしたら」レベルでも結構ですのでお寄せ頂ければありがたく。


——–[ 脚注 ]—————-
  1. 取り扱える品詞はことえりの方が遥かに少ないので、ことえりに合わせて品詞を適正にする必要はあります
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