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太陽蟹座

太陽太陽のサイン = 蟹座蟹宮のサイン

太陽蟹座/月牡羊座(スクエア関係)
 かなりお節介な組み合わせで周囲を自分のペースに巻き込もうとする行動パターンが特徴。 これは自分のテリトリーを守る為のいわば自衛策で、開放的人格なのではない。 防御本能が強く「攻撃こそ最大の防御」と考えるというわけ。 自分が心を許している人には心底面倒見が良く、その範囲に居る人には頼り甲斐のある人物。
 攻めに徹している内はやたらに威勢が良くお調子者ですらあるが、守りに転じるとじっと身じろぎもせず嵐が去るのを只ひたすら待っているタイプ。 攻めと守りの区別メリハリが利いているとは言えるので、野球の監督的才能があるとは言えまいか?

太陽蟹座/月牡牛座(セクスタイル関係)
 普通である事に拘り、ありきたりで誰でも馴染めるモノを善しとする。 実質的な処にお金を掛ける傾向があり、住宅のリフォームで例えると客間よりお風呂やトイレにお金を掛ける。
 一つのフィールドにじっくり取り組む事で能力をジワジワ身に着けるタイプなので、主婦であればその中でも取り分け古いタイプの良妻賢母型、仕事に従事しておれば庶務、総務などが向く。 異動の頻繁な会社に勤めていると新しい環境に慣れるのに時間が掛かることが災いして「駄目社員」「無能者」のレッテルを貼られてしまう可能性が高い。

太陽蟹座/月双子座
 独身時代は社交的で異性関係も派手め(そういう印象を他人に持たれやすいというだけで実際にはそれ程でもない場合が多い)だった人が結婚すると一転してマイホーム主義者に豹変する、これが典型である。 人物的には庶民的ではあるが垢抜けたこっざっぱりしたひとが多い。
 蟹座の太陽は抜群のハウスキーパー的センスを持っており主婦(or主夫)向きとされるが、この組み合わせの場合外向性が強く、双子座の月は後片付け、始末が苦手なぐうたら者なのでそうとは言い難い。
 商人(あきんど)的センスがあり、こじんまりした料理屋や子供服のリサイクルショップなど小さい規模の対人ビジネスを女性主導でやると上手くゆく。

太陽蟹座/月蟹座(コンジャンクション関係)
 誰にでも馴れ馴れしく接してしまうのに、他人から馴れ馴れしくされると怒る身勝手さがある。
 没個性に安心感を覚える処があるので、一昔前の日本型サラリーマン向き。
 「要領の良さ」「段取りの良さ」というモノにコンプレックスを感じており、これがこのひとの真面目さを作るのに一役を買う。 自由奔放な環境に居ると結構お調子者なので判らないが、実際には傷付きやすく小さいことでウジウジ悩む。 悩み出すと周りに壁を作るので独りで放って置いてあげること、下手に関わりに行くと噛み付かれます。

太陽蟹座/月獅子座
 面倒見の良い親分肌で目を掛けている者は非常に可愛がる。 親分という表現から判るように本来的には広く普遍的奉仕精神、博愛精神を持っているわけではない。 どこで線引きするかは本人の自覚によって千差万別で、広く世界規模になる場合から、ごく小さいセクトに至るまで様々。
 露ら様な表現は嫌うが目立ちたがり屋。

太陽蟹座/月乙女座(セクスタイル関係)
 品の良い女性的センスを持つナンバーツー向きの人物。 才色兼備、本来これは女性を形容するのに用いられる言葉だが、男性であっても此の表現がピッタリの垢抜けた雰囲気を持つ。 好き嫌いはハッキリした主張を持つが、自ら進んで口に出すようなことはしない。 恥ずかしがり屋で無愛想な場合もあるが、かなりのデリカシーの持ち主。
 清潔好きで他人にも同様の潔癖さを求め、この点は口うるさい処がある。

太陽蟹座/月天秤座(スクエア関係)
 「何の変哲もない没個性に安心感を得ようとする」蟹座の太陽と「さり気なく個性の主張を欲する」天秤座の月が葛藤を産む関係。 配偶者、子分、子供等に上記のどちらかの要素を体現してくれる投影役を得ることによって安定を得る場合が多い。 ファッション・コーディネイターに多い組み合わせ。
 ファッション業界に居れば「さり気なく個性を主張する」ことは「何の変哲もない」ことに成り得るので好都合だからである。

太陽蟹座/月蠍座(トライン関係)
 親、殊に母親との縁の深さを感じさせる組み合わせで、心許せる一握りの人と深く関わりを持とうという閉鎖性を示す。 非常に強い防衛本能を持ち、これが行き過ぎて激しい攻撃性を示すひともある。 敵に回し恨みを買うと恐いタイプ。
 集中力を必要とするシチュエーションで独特の強さを発揮するが、これの裏返しとして呑気な雰囲気だと注意が分散し精神的に脆くイライラしがち。 瞑想するなどで状況如何に関わらず精神的タフさを保てるようにすると、非常に頼もしい人物になる。

太陽蟹座/月射手座
 射手座の月は非常に社交的で八方美人的ですらある、これは「何事も自分の場合に当てはめて考える」蟹座の太陽の「狭い個的世界の感性」にとっては過重な社交性を要求される事になり心理的消耗が激しい。 勢い表面的な交友関係ばかりやたらに多いという事になりがち。
 結婚コーディネーターなどに成ると良いかも知れない。
 本来「公的生活を司る太陽が私生活的」で「私生活を司る月が社交的」という裏腹さにより生活のテンポがおかしくなり易いので、どっちがどっちでも余り気にならない自営業(当然事業規模は大きく出来ない)向きなのかも知れない。

太陽蟹座/月山羊座(オポジション関係)
 どちらも自分を社会規範に沿ったかたちにしようとする同士の組み合わせなので、かなりこじんまりした人物となる。 かなりの常識派で堅物と言って良い。 職業的にはご察しの通り公務員、分けても交通課の警察官が合っている。
 恋愛は上手い方ではないが、蟹座の太陽が庶民的社交性を持っているので「お見合でないと結婚できない」ということもない。 裕福である必要はないがある程度幸せな家庭環境に無いと排他的で意地の悪い性格になってしまう。

太陽蟹座/月水瓶座
 子供の頃から独立心旺盛、いわゆる「ませたひねガキ」で子供の頃は可愛くない場合が多い、それが家庭を持つ頃には逆に非常にオーソドックスな人物に成っている。
 水瓶座の月は小さい頃に母親との縁が薄いという意味でもあり、火星や土星、冥王星とのアスペクトを持っていると離婚による生別or死別という場合も考えられる。 蟹座の太陽はこれに非常にコンプレックスを感じるので、幸せな家庭生活への渇望は強い。 ところが実際に家庭を持つと自分の子供に同じように薄情な扱いをしていた、という風に成りやすい。
 「何故?あんなに家庭的なひとが?」と言われながら離婚するひとに多い組み合わせ。

太陽蟹座/月魚座(トライン関係)
 「排他的ではないが自分の世界を広げる事が苦手」な蟹座の太陽に「他人との間の心理的境界線を無くそうとする」魚座の月が他人の意識を際限なく流入させるので気苦労が多い組み合わせ。 水の星座同士の調和の関係なので精神的軋轢はさほど発生しないし、年齢&経験を積むに従って苦手意識は克服される。
 他人の為に心を砕いている時に一番幸せを感じやすい組み合わせで他人のお世話をする職業に向いていそうだが、雰囲気に呑み込まれ状況判断を誤るので看護婦(特に緊急性を要する救急外科)、情に流されて依怙贔屓をする悪い癖を持っているので保母、幼稚園、学校の先生などはお勧めできない。 他の感受点がシビアさを補ってくれておれば可。


本稿は1998年初出のものに一部加筆訂正(誤字脱字の訂正、時代に即さなくなった表現の修正)して再掲するものです。

太陽双子座

太陽太陽のサイン = 双子座双子宮のサイン

太陽双子座/月牡羊座(セクスタイル関係)
 何事も自分主導で運びたい気持ちが強いが、その場の雰囲気を壊す事を嫌うので幹事役的性格になりやすい。 ひけらかし屋の面が在り「何のために?」という目的がハッキリしていないで高等教育を受けると嫌な感じの人になる、クイズ王の方に居るような気がする組み合わせである。 言いたいことはストレートに言う。
 コスモポリタン的人物で「深く関わり合いながら束縛し合わないという人間関係」を好み、それが理解できない人は距離の取り方に苦労すると思われる。

太陽双子座/月牡牛座
 根っからの淋しがりやで幼い時期に親がしっかり肌の温度が感じられるかたちで愛情を惜しみなく与えてやっていないと性格がネジ曲がりやすい。 次から次へと衝動買いを繰り返したり、詐欺師的に自分の利益のためだけに人間関係を利用したり、という風に。
 しっかり育ててやっても獲得したモノを社会や次の世代に還元してゆく形で表現するので親に戻ってくるモノはあまり無い。
育て甲斐が無いとは言えるがこれを「親不孝者」と言ってはいけない、年齢が行ってからは孝行者になるのだから。 逆に若い内からの孝行者は人格形成に問題ありだと考えて良い。
 小中学校の先生に向いていることはほぼ自明であろう。

太陽双子座/月双子座(コンジャンクション関係)
 物事の理解、雰囲気の察しが早く、先読み先読みするので気ぜわしいひとが多い。 どれに限らず海王星のアスペクトが入っていると早合点に思い込みが加わってくる。 察しが良いのでデリカシーが豊かだと思って付き合っていると大きな落とし穴に落ちてしまう場合がある、表面的な理解しかしていない場合が殆どだから。,br>
 若い頃の一寸した出来事がトラウマに成りやすく、これが原因で同性愛や異常性愛に走るひとも居る。 反面トラウマがモチベーションとなり有能なカウンセラーを作る場合も少なからずある。

太陽双子座/月蟹座
 非常に臆病で誰にも踏み込ませない心理的テリトリーを強く持っており、それを隠す為にやたらに愛想の良いひとが多い。 常に他人を騙しているという事で罪悪感に苛まれやすく人知れず悩んでいたりする。 これから逃れる為に裏社会に生き「陰の支配者」と成る事で安定を得るひともある。

 心底理解してくれるひとが友人or家族に居ると居ないとでは精神的安定度が天と地ほども開きが出る。

太陽双子座/月獅子座(セクスタイル関係)
 世の中を性善説で捉えているポジティヴ思考で「誰にでも自分を理解して貰えるはず」という強い信仰があり自己アピールが派手なひとが多い。

 屈託が一切無く世間を斜に構えずに見ているのが長所であり短所である。 世間には迎合しない、というよりわざと逆らっている観がある目立ちたがり屋さんで、唐突に下らないギャグを言って場をシラけさせてしまう事をする。 ダウンタウンのようなヒネりの効いたギャグには評価がシビアなのにドリフターズに無批判で大笑いしている、というヘンなひとである。

太陽双子座/月乙女座(スクエア関係)
 細かい事に非常によく気が付き、心配りが細やか。 普段は控えめで大人しいのだが一旦他人の批評を言い出すと、かなり辛辣で手厳しい。 言い過ぎて顰蹙を買う事もままある。 これは自分の主観を素直に表明したい双子座の太陽と自分を主張する事を恥と感じる乙女座の月との葛藤(スクエアの関係)の結果で、他人の話という間接的表現を借りて自己主張しているのである。

 スクエア関係の割に矛盾が少ないのは同じ水星を支配星とするから。

 臆病なので傷付く事を恐れるあまり、パートナーの悪い噂を耳にすると真偽のほどを確かめないで次のパートナー探しに走ってしまうという行動を取るひとが多い。 改まった雰囲気になると構えてしまうので、普段の何気ない一言に本音が現れるひとが多い。

太陽双子座/月天秤座(トライン関係)
 普段の言動は自由奔放で他人の言動に関心が無いように見えるが、かなり客観的に状況判断をしていて驚かされる。 自説に対する固執の仕方が変わっていて、他人の意見を巧みに取り入れつつ独自の考えに洗練していくセンスを持っている。 他人の意見をよく聞き入れるので日和見的に見られる事も屡々ある。

 他の感受点のアスペクトの取り方次第では出しゃ張りな面や、見栄っ張りの面、何事にも迎合してしまう悪い面が出てくる事がある。

 社交性が高過ぎて特定の異性ともその延長線上で振る舞いがち(友達以上恋人未満)で特定の異性との付き合いは下手なひとが多い。 バイセクシャルの出現率が高い組み合わせ。

太陽双子座/月蠍座
 若年期は「対象を特定せず積極的関わってゆきたいと思う双子座の太陽」と「特定の対象にディープに関わってゆきたいと思う蠍座の月」が葛藤を引き起こし躁鬱傾向を示す場合があり非常に傷付きやすい。 幼時体験がトラウマに成りやすいが、これを乗り越える事がモチベーションになる。

 表面を繕うのが上手いので気付き難いが、恋人or配偶者がこの組み合わせの方は特に思いやりを持って接してあげてほしい。

太陽双子座/月射手座(オポジション関係)
 気ままで出しゃ張り、何事にでも首を突っ込んで行きたがる。 やたらに押しは強くお節介だが「何としてでも理解して欲しい」という粘着質な考えは無いので、押しは強いが引くのも早い。 いわゆる「駄目もと精神」。

 教育課程の何処かで欠落があると「主張したいのに適切な言葉が出てこない」というジレンマから気の焦りばかりが目立ち、どもり癖を示すひともある。

太陽双子座/月山羊座
 山羊座の月は「既に社会的定評を得ている何かを模倣することでアイデンティティーを確立しようとする」のに対して双子座の太陽は「未だ見ぬモノに大いなる期待と希望を託そうとする」ので上手くすれば「過去と未来を繋ぐ存在」に成り得るのだが、その域にまで達するには葛藤と苦悶を乗り越えかなりの努力と不屈の精神を発揮しないとならない。

 そこまで到達できるかどうかは兎も角、意識を高く持っていないと何事も自分以外のせいにする僻みっぽい性格になりやすい組み合わせ。 努力型に成ったら成ったで健康を害するレベルまで根を詰める処がある。 繰り返し作業にハマりやすいのでゲーマーに多い。

太陽双子座/月水瓶座(トライン関係)
 博識で理知的な組み合わせ。 博識といってもオーソドックスなモノでは満足せずひねりの効いた思想を好む。 知的な処ばかり突出した組み合わせなので、他の感受点が現実性や粘り強さを与えてくれる配置にないと机上の空論ばかりを弄ぶ仙人みたいな人物を作りやすい。

 アクロバッティックな感性を持っているので、航空関連、トランポリンなどを含む器械体操、天文学、占星術などに興味を示す。

 幼い頃に不幸な境遇に在ると大きいトラウマを抱えやすく、水瓶座の月の残虐性が誇張される。 サイキックな理由から猟奇的殺人事件を起こすひとが見られる組み合わせ。

太陽双子座/月魚座(スクエア関係)
 自分と他人の距離(物理的にも心理的にも)が開いている事に不安を感じやすく、そのギャップを埋めるためにやたらにお喋りになりやすい。 聞かれもしない事をベラベラ喋りまくるひとがこれである。

 未知のモノに対しても同じ反応をしてしまい、ドンドンどんどん夢中で追いかけている内に知らない世界にまで入り込んでいて戻って来れなくなる。 誘導に掛かりやすいという訳で、キャッチセールス、マルチ紛い商法、宗教カルトには充分に注意する必要がある。


本稿は1998年初出のものに一部加筆訂正(誤字脱字の訂正、時代に即さなくなった表現の修正)して再掲するものです。

太陽牡牛座

太陽太陽のサイン = 牡牛座牡牛宮のサイン

太陽牡牛座/月牡羊座
 強い自己主張性を持ち、と同時に強い現実肯定性を持っているので「如何に社会に自分を割り込ませるのか」に強い関心と異常な執着を示す。 ソーシャルワーカーに多い組み合わせだと思うが、自己の押し出しが強過ぎて偽善的雰囲気を伴ってしまう事は否定出来ない。
 P.T.A の役員、町内会の役員など歴任している方に多く見られる組み合わせ、地方議会議員にも多そう。

太陽牡牛座/月牡牛座
 何事も自分の経験、体験を通してでしか認識でき辛く理解が遅いので無骨者。 その体験or経験によって得た認識には非常に執着し自信を持つので頑固者。 非常に熱く燃えた炎を内に秘めているが他人からは見えない、逆に見えない事によってその炎が不思議な求心力になり他人を惹き付ける魅力になる。 頑固で聞き分けが悪いのに他人に嫌われにくいのはこの故である。
 歳を取ると子供っぽい意固地さばかりが目立ってきて嫌われ者になる方が多い(この辺は「歳を取れば丸くなってきて当然」という一般的理解とのギャップによる部分も大いに関係していると思われる)、他人の気持ちを金で買おうとする癖があるので余計に他人に嫌われるという悪循環を産みやすい。

太陽牡牛座/月双子座
 周りに自己を売り込む事に躍起になり大盤振舞しやすい、子分を作るためにやたらに奢ってやったりするガキ大将がこれである。 チャンスを認識する目利きであるが行動は鈍重で実際には活かせない場合が多く、いきおい他人にやらそうとあれこれ指図する人になりやすい。
 充分な蓄えが無いと不安で何も出来ない、かといって充分な蓄財が在ると浪費家なので身代を食い潰す。
 若い内に充分に蓄財をして持ち家を購入するなど生活基盤を獲得したほうが良い。
 美術商、骨董品屋などをしつつ若い才能を発掘し援助してやるなどが一番相応しい生き方だと思う。
 こじんまりしたフランス料理店のオーナーシェフに多いような気がする。

太陽牡牛座/月蟹座
 強い現実肯定性と強い保護精神を合わせ持ち専業主婦向き。 男性でもこの傾向は変わらず結婚する女性は男っぽいキャリアウーマンタイプほうが上手くでしょう。 女性の場合は「本人が出来過ぎ」で男性を甘やかせ駄目にしてしまう場合が多いので、結婚する男性は配偶者の影響を受けない猪突猛進型が良いでしょう。
 生活基盤が安定していないとかなり意地悪で僻みっぽい性格になる。

太陽牡牛座/月獅子座
 常に自分が目立っていないと嫌という自己中心性を持つ「お山の大将」で、その為には世界が狭く成っても一向に気にしない。
 普段から過剰演出が過ぎるので物言い、立ち居振る舞いはイチイチ大袈裟。 それでも不思議と他人を惹き付ける魅力があるので孤独になることは稀。 零細企業のワンマン社長に多いように思う。

太陽牡牛座/月乙女座
 親から与えられた環境、境遇に不平不満を抱かず受け入れその範囲内で自分がどうするかを考える。 「けちくさいこじんまりした人物」と言ってしまえばそれまでだが、無理をしない事に掛けては見習うべきものが在る。
 ただ目先の細かい事での躊躇が多く自分で人生を大きく切り拓いていけるタイプではない。
 乙女座に重要な感受点を持つ方は秘書的才能があるとされるが、この組み合わせの場合は大企業向きではない。 地方公務員向き。

太陽牡牛座/月天秤座
 他者に対する関心が強く翻って自分がどう見られているかに帰結し、小綺麗に着飾ることに固執する。 よって服飾にお金をつぎ込むひとは多い。 服飾に関する興味が職能に繋がる場合も多い。 女性の場合同性に人気がありそれが障りになって異性運が少なくなる場合がある。
 歳を取っても若い雰囲気を失わない方が多く、この辺は得である、但し太りやすい。

太陽牡牛座/月蠍座
 親を代表とする家系的に受け継いでいるものに誇りを持つと同時に憎悪も抱いている場合が多い。
 若い内は親から威圧的な支配をされ逃れたいと思っていたが、自分が結婚して子供を持ったら自分の子供に同じ威圧的な扱いをしていた、という形になりやすい。
 この受け継いでいるものを社会一般に通用するまでに高める事によってこの自己矛盾を解消出来る。
 若い内は宗教などに熱狂的盲信をしやすい危なっかしさを持っているが、50歳を迎える頃には穏やかな人格になっている。

太陽牡牛座/月射手座
 他人の心情に配慮しない無頓着さに掛けては天下一品。
 自分の尺度でしか判断できずそれが最善と信じて疑わないので非常に押し付けがましい。 このひとに執ってお節介は善でこそあれ間違っても悪ではあり得ない。
 根っからの善人で、だからこそ上記のような振る舞いが躊躇無くで出来るのである、相手が悪意を持って受け取る場合があるかも知れないなど思いもよらない。
冷めた目で見ればバカだが、正面切ってこの人の事を馬鹿に出来る人はそうそう居るもんではない。

太陽牡牛座/月山羊座
 社会的野心が強いがそれを生真面目な形で実現しようとするので一見しただけではそうは思えない、若い頃はコセコセしているが年齢が上がり社会的安定を獲得するにつれ奥行き&幅も出てくる。 逆に年齢がいっても安定した基盤を得ていないと妙にこじんまりして猜疑心の強いひとになる。
 不動産に異常に固執する場合があるが、これも安定した基盤を得たい気持ちが強いからである。

太陽牡牛座/月水瓶座
 基本的には喧嘩が嫌いな平和主義者なのだが「実は短気で怒りっぽい」ひとが多い組み合わせ。
 牡牛座はどうなるか判らない未来には興味が無く不信感を抱いているくらいである、水瓶座は状況を暫時改革していく事に興味が強く確定してしまっている過去には興味が無い、この相矛盾するスクエア関係がイライラの原因。 この二つの接点は現在しかなく、いきおい刹那主義者に成りやすい。 新しモノ好きで衝動買いをよくするひとが多い。
コンピュータの最新機種を追っかけるように買い替え続けるひとも。

太陽牡牛座/月魚座
 受容性では一二を争うの組み合わせ。裏返せば考えるよりも先に何でもかんでも受け入れてしまうということなので実にナイーブで傷付きやすい。ゆえに自分で自分を守れる自我が形成される以前(おおよそ中学以前)は「叱って躾け」るより「褒めて育て」た方が良い。
 マインドの受容性と真逆に論理的受容性は悪いので「批判、注意」を「非難、中傷、攻撃」と受け取りがち。 客観的理性判断を身に付ける必要性が他よりも高いのだが、論理的(抽象的)に説明しても無駄で、ロールプレイなど実体験型の学習形態が効果的。
 不倫をする人に多いと同時にカトリックのシスター、僧侶など聖職者も多い組み合わせ。


本稿は1998年初出のものに一部加筆訂正(誤字脱字の訂正、時代に即さなくなった表現の修正)して再掲するものです。

太陽牡羊座

太陽太陽のサイン = 牡羊座牡羊宮のサイン

 太陽は本人の自覚的、公的部分を司り月は基本気性を含むプライベートに深く関係(母親に代表される親からの影響という意味がある)し無自覚&無意識的です。 牡羊座に限らず太陽&月が共に同じ宮に在位している場合全て共通して言えますが、公私の区別が曖昧になります。 これは太陽の方がイニアチシヴを握っている場合と月の方がイニアチシヴを握っている場合で二つに分かれます。 太陽or月のどちらがより強い影響力を行使しているかは、年齢が幾つか、性別は?という問題と、太陽or月のそれぞれがどういうアスペクトを取っているかによります。 おおよそ男性は太陽、女性は月、年齢が若ければ月(概ね25歳以前)、これ以降は太陽という感じです。 特に10歳前半頃までは性別に関係なく月の作用の方が勝っていると考えて差し支えない(これを称して「太陽意識が獲得出来ていない」と言う)。

太陽牡羊座/月牡羊座
 前向きで何か新しいことにチャレンジしている時に一番生き甲斐を感じ実際に成果を上げやすい、リスキーな状況を好みそれを私生活にまで持ち込むので恋愛に限らず人生自体がドラマチックになりやすい。  能動性が強いので他人を傷つけてしまうことは少なくないが、独特の直観性を持ち合わせているので鈍感ではない。 日々変わりばえしない平凡な人生を送っているとエゴイスティックな面が目立ってくる。

太陽牡羊座/月牡牛座
 牡羊座の太陽がチャレンジ精神旺盛なのだが、牡牛座の月がワンテンポ遅く状況認識が甘いまま太陽の方が先走ってしまうというチグハグさによって無駄な骨折りを数多く経験する。 いきおい「当たって砕けろ」タイプになりやすく労力の無駄は多いがそれなりの成果を手に入れられる。 目下の者を可愛がるので有能な部下に恵まれれば成功者になれる。 一昔前(というより昭和の?)の人情ドラマの定番キャラクター八百屋、魚屋のおやじさんがこのタイプ。

太陽牡羊座/月双子座
 折角の牡羊座-太陽のバイタリティーも気移りしやすい双子座-月の撹乱を受け、幼少期の躾や教育がかなりしっかりしていないと、上記「太陽牡羊座/月牡牛座」とは違った意味で実にならない無駄が多い。 実になるまで待てないと言った方が正確か。 落ち着いた性格に育っていれば直感性を豊富な情報収集能力が裏打ちするので、動くべき時と動かざるべきの判断のメリハリが効いてくる。

太陽牡羊座/月蟹座
 非常に強い自己正当化する気質を持ち頑固者。 自分の敵と味方をはっきり分けて対応してしまいがち。 他人に自分を理解して貰えるよう説明するのが苦手で、一方的になりやすい。 自分の説明のマズさに気付かず「誰も解ってくれない」と僻みっぽく成っている方も少なくない、そのくせ自分をアピールしたい欲求が強く自己の内部での葛藤が大きい。
 月は蟹座のルーラー(支配星)でここだけで自己完結してしまいやすく他人から見えにくい印象を与える、この月がアスペクトを全く取っていないと自閉的感じすら漂ってくる。 私生活と公生活を不気味なくらい峻別する二重生活をすると上手くゆく場合もあるが解離性人格障害っぽくなる危険があり必ずしもお勧めできない。

太陽牡羊座/月獅子座
 前向きなことは月牡羊座と変わらないが「リスキーな事に挑んで叩き潰す事」よりも「リスキーさをコントロールして手玉に取る事」に面白味を感じ興味が行く。 社長向きの組み合わせと言われるが、迫力(雰囲気)だけでひとを魅了しようとする悪い癖を持ち教育程度が低いと一本調子になるので必ずしも大物に成るとは言えない。
 自分を他人にどう印象付けるかに執着し言動は総じて大仰。 おだてに弱い。

太陽牡羊座/月乙女座
 牡羊座の太陽は本来自由奔放な環境でこそ本領を発揮できるのだが、それが「日常の些末な事に囚われる」乙女座の月の影響を受け妙にこじんまりした環境に自分を置いてしまう、こうなると牡羊座の太陽はその持てるエネルギーの持って行き場がなくなり丁度軽自動車に3000cc以上ものエンジンを載せているようなアンバランスを生じ、自分の内部での消耗が大きい。 キャリアアップに直結しないのに英語などの資格取得にチャレンジする人に多い。
 太陽の年齢域である25〜35歳までにゆったりしたモノの観方を身に付けるか否かによってその後の人生が大きく変わる。 二代目社長(有能なブレーンは既に居る)なら上手くゆく組み合わせだと言える。

太陽牡羊座/月天秤座
 この組み合わせはオポジションの関係になり、若年期には「他人の風評を気にし影響を受けてしまう自分」と「独立心が旺盛な自分」という自己矛盾が生じる。 しかしこれも自己を客観化出来る年齢に成るにつれバランスの取り方を獲得することが多い。 それを阻害する他の感受点のアスペクトには注意を要する。
他人の意見を自己の目的の為に取り入れていくのに躊躇がなく巧み。 ある種のタレント性を持ち合わせている。

太陽牡羊座/月蠍座
 社会的なステータスを得ることに非常な執着を示し、独特の威圧的雰囲気を持っている人物が多い。 黒魔術などに興味を示し、調和的性格を後天的に得ていないと自分だけの論理が通用する狭い世界=セクトを形成するような処がある。 矛盾するようだが我侭なひとは少ない。
 この人にとって人間関係は「支配するか支配されるか」で非常に切迫した人生観を抱いている場合が多い。

太陽牡羊座/月射手座
 「能天気」と形容されているひとが多く、小さい事象を全く意に介せず雄大な人物が多い。 雄大さは時に「趣味の悪さ」や「大雑把」になることも多く、必ずしも雄大さ=大人物だとは限らない。
 「逆境」を「チャンス」と受け取るひとの典型的な組み合わせ。 実際にチャンスを逃さない目敏さを持っている、その割にコセコセしていないのが特徴。 他人の目から見ると棚ぼた的にチャンスを得ているように思えある種のジェラシーを感じるかも? 「リスキーさの中にチャンスを見出す才能がある」と言って良い。
 この組み合わせの特徴として、他の感受点の配置で良くないモノがあると途端に「自分本位」「粗雑」といった欠点ばかりが目立ってくるということが挙げられる。

太陽牡羊座/月山羊座
 自分への評価が非常に厳しく遠慮がちなので他人から見ると自信が無いひとのように見える場合が多いが、実は自分の信念に確固たるプライドを持っている。 自らに「試練」という足枷を填めるタイプで「我に艱難辛苦を与え賜え」と天に祈った山内鹿之助を思わせる、または星火雄馬などスポ根漫画の主人公と言ったほうがお解り頂けるか?(これも古いか?笑)
 「バラ色の未来に希望を託そうとする」牡羊座の太陽と「何事も過去からの積み重ねが重要だと考える」山羊座の月が互いに足を引っ張るスクエアの関係で自己の内部での葛藤が大きい、「下積みからの地道な積み上げが在ってこそ成功の意味が在る」と考える処があり生まれ育った環境が恵まれている人ほど「自分は不幸だ」と思う傾向を示す。

太陽牡羊座/月水瓶座
 未来志向の改革精神に富んでいるが、個人的些末な感情を軽視する言動が目立つ。 安楽な生活に眠りこける事を非常に嫌い、変化の激しい環境に居ると生き甲斐を感じる。 逆に安定した平穏な生活を営んでいると「破壊衝動」「残忍性」が顔を出し問題の多い人格になる危険性が高い。 故に結婚生活は上手くいかない場合が多い。 男性の場合そういう女性を伴侶に選んでしまうという意味でもある。
 軍関係の研究開発部門など非日常性の高い職に就いていると意外と普通の人で居られるのかも?と思われる。

太陽牡羊座/月魚座
 幼い頃は両親、兄弟、祖父母べったりの内弁慶が成人するに伴って自己主張のハッキリした人物に化ける場合があるが、これがその典型の一つ。 裏返せば幼少時期に充分甘やかせてやっていないと自我がしっかり育たない危険性が在ると言える。
 つまり身内に非常に強い心情的愛着を抱いており、それが精神的大黒柱として存在していると安定感のある人格になる。
 太陽or月に撹乱するアスペクトを持っていると、自己の都合の為に正義を曲げる「雰囲気重視のご都合主義者、なぁなぁ主義者」を作る。
 霊的、精神的なモノに冷静な判断を失いやすい組み合わせなので占い、宗教関係、精神研鑽セミナーなどには近づかない方が無難、と言っても騙される側ではなく騙す側に回る可能性も高い。 逆に真面目な信仰を持っている方が安定できるかも?とも言える。


本稿は1998年初出のものに一部加筆訂正(誤字脱字の訂正、時代に即さなくなった表現の修正)して再掲するものです。

太陽&月 概論

 月&太陽の組み合わせは基本的気性という意味で影響が大きいので、「獅子宮と天秤宮は60度の位置関係だから調和的」というように「宮対宮」のアスペクト感覚で考えると整理しやすいと思います。
 アスペクトについては後に詳述しますが、代表的なアスペクトだけ挙げておきます。

・コンジャンクション 0度
二つの感受点の要素が混じり合い境界線が不明瞭になります。 良い悪い両面がある。
・オポジション 180度
二つの感受点が相反すると同時に補完し合うという関係で、緊張感は高いが経験を積むことによって乗り越えられる。「経験を積むべく神が与えた試練」と考えるべき、乗り越えるべきアスペクト。

逃げて無視する事が出来るという意味ではスクエアより解決しやすいが、それはイコール自分の半身(可能性)を切り捨てている事になる。 

・トライン 120度
二つの感受点がぶつかる事なく調和している関係で、意識しなくとも一つの方向に導いてくれる。 イージーに流れて一定の型にはまりやすいとは言え、古い占星術では吉座相とされているが「果たしてそうか?」と疑問が残る。 性格形成の部分では嫌みの無さを演出してくれるので好印象に繋がりやすいのは事実である。
・スクエア 90度
二つの感受点が主導権争いをしている関係で、両立or折衷することは難しい。 どちらかを選択することになるが忘れた頃に捨てたつもりになっていたもう一方がひょっこり顔を出すので厄介。 自覚しコントロールするべきアスペクト
・セクスタイル 60度
二つの感受点が共同歩調を取るかたちで、トラインより活動的に使いやすい。 ひと昔前の占星術ではマイナーアスペクトに分類されていた。 前向きなアイデア等を生み出してくれやすく現代占星術ではトラインよりも尊重される傾向に成ってきつつある。

本稿は1998年初出のものに一部加筆訂正(誤字脱字の訂正、時代に即さなくなった表現の修正)して再掲するものです。

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