アーカイブ:2011年11月

談志は天才肌と評して褒めているつもり?

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また惜しい人を一人亡くした。 立川談志師(以下敬称略)である。 彼を天才と呼ぶのは簡単である。実際、天才性は備えていたが。 落語の、というか、噺家の一番大事な真髄だと言える『「キチガイ性」と「理性・知性」のバランス』これの巧妙さが生死を分けるということを誰よりも理解して、また体得するべくの飽くなき戦い(葛藤)を生涯やり続けていた稀有な人である。 これが「噺家を噺家たらしめる」一番肝心な部分で、これをわかっていない噺家のしているのは「単なる古典芸能」でしかない(つまり、「過去の素晴らしい遺産」として保存はしていく価値はあるだろうが保存する以上の価値はないという意味[1] 新作の場合は「着物を着て座布団の上で演ってる漫談」[2] )。 この「キチガイ文化」が ...続きを読む

中国化する日本 (著)與那覇 潤

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…かといって、歴史も含め後世に残る情報という次元での情報を為政者が或程度以上コントロール出来ていた時代じゃなくなったならば事実を我々が見通せるようになったのかというと、情報については自由度がかなり上がったと言えるインターネットが普及した今の時代になっての状況は、デマ情報も結構多いという事実は脇に置いても(事実だと判断される情報だけに話を絞り込んでも)「情報の断片」ばかりがやたらに多いという状態。その情報自体は事実であるとしても、それらを只むやみに寄せ集めても真実に近付けないのからも分かる通り、情報を見通していくための知恵というか着想のようなもの(事実をうまく繋いでいける糸のようなもの)が大事なのである。 [amazonjs asin="4163746900" locale="JP" title="中国化する日本 日中「文明の衝突」一千年史"]この意味で本書は非常に有効な着想を提供してくるものだと言える。 著者本人がtwitter上で「登ったら捨ててよい梯子のようなもの」と発言しているように「歴史を読み解くためのツール」として実に有用。 その行き着く先という意味に於いては後者の姿勢でも、その先で前者「いま私が生きている意味」「これからも生き続けていく意味」に繋がってくる処が歴史の面白いところ ((余談だが映画「タイム・ライン」は面白いでっせ)) 。続きを読む

大阪市政のこれから…橋下氏と平松氏

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私は橋下氏および大阪維新の会支持である。 その実現しようと提言している内容も概ね賛同できる。 細かい点に於いては異論点も無くはないが、一番肝心な点で橋下氏は○、平松氏は×だと判断を下している。 この根拠として先ず以下を精読頂きたい。 池田信夫 blog : 効率の高すぎる政府http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51292556.html この記事で述べられている旧来型の日本で主流の組織、集団のあり方「閉じた系の中での "ご互さんゲーム"」が既に時代の趨勢として通用しなくなっている(それが寧ろ経済停滞の主原因になっている)システムであるという点は国政だけでなく大阪市政、大阪府政に於いても全く同様に当てはまる問題で ...続きを読む

中国人を馬鹿にし過ぎ

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またもTPPネタ。 但し本丸の方はもう決着したと言えるので枝葉の話[1] 。 今回のTPPに纏わる報道を観ていて違和感を感じた一つに、消費者団体[2] が「食の安全が脅かされる」とTPP反対を表明していた点がある。 これの根拠として中国製冷凍餃子中毒事件を挙げているという幼児性。 相前後して発覚した日本国内の食品偽装問題、食品汚染事件をみて分かる通り「信用できる業者と信用できない業者がある」という事実。これを延長して「中国にも」「信用できる業者と信用できない業者がある」という考えてみれば当り前の中学生にも分かる話になる筈が、どういうわけだか国境の外の話になると「中国の食品(農産品を含む)は全て危ない」という飛躍した話になる。 社会主義の負の面として、真面 ...続きを読む

冷戦のツケをこんな処で払わされそうとは

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【ニコニコ動画】オックスフォード大学ウェード・アリソン名誉教授に聞く 以下ページに池田信夫氏が要約を載せているが直訳過ぎて、『放射能と理性』を読んだ人ならこの直訳でも誤解無いだろうが、読んでいない人には誤解を受ける可能性があると思われますので老婆心ながら意訳を試みるというか、解説を交えた読み下しにします。参考まで。 (当該インタビュー上でアリソン教授が語っていない付加された文言は、『放射能と理性』を読んで私が理解した内容から付加したものです。また字幕も結構ラフなので英語が聞き取れる人は英語を聴くようにして下さい) 尚、そのままでも差し支えないと判断した部分はそのままにしてあります。 池田信夫 blog : 原発の被災者は帰宅させよhttp://ikeda ...続きを読む

改めてTPPには大賛成

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その後色々と勉強した結果、以前に書いた記事 【楽観的TPP賛成論は嘘だ、が】 の内容は一部誤解される可能性が低くない記述があると後日読み直して思いましたので補足かたがた訂正をします。 一番参考になった[1]のは以下 「食料自給率40%」は大嘘!どうする農水省|食の安全|JBpresshttp://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4098 以下も参考に 「食料自給率40%」の虚構さえ見抜けぬマスメディアの不勉強 日本のマスメディアは「公衆の番犬」ならぬ「既得権益の番犬」か?http://diamond.jp/articles/-/3878 池田信夫 blog : TPP参加による消費者の利益は生産者の損失より大きいhttp:// ...続きを読む