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また惜しい人を一人亡くした。 立川談志師(以下敬称略)である。 彼を天才と呼ぶのは簡単である。実際、天才性は備えていたが。 落語の、というか、噺家の一番大事な真髄だと言える『「キチガイ性」と「理性・知性」のバランス』これの巧妙さが生死を分けるということを誰よりも理解して、また体得するべくの飽くなき戦い(葛藤)を生涯やり続けていた稀有な人である。 これが「噺家を噺家たらしめる」一番肝心な部分で、これをわかっていない噺家のしているのは「単なる古典芸能」でしかない(つまり、「過去の素晴らしい遺産」として保存はしていく価値はあるだろうが保存する以上の価値はないという意味[1] 新作の場合は「着物を着て座布団の上で演ってる漫談」[2] )。 この「キチガイ文化」が ...続きを読む