IAEA(国際原子力機関)が火曜日(3/15)の段階でレベル6だとの見解を示しているのに、この3日後にそんな事素知らぬ顔で「レベル5である」と発表した経済産業省原子力安全・保安院。
彼らが如何に無能で、無能であるだけでなく無知で、無知であるだけでなく無責任かこの発表で自ら示したと言えます。
無能で無知で無責任なだけでなく、悪く言えば事故をちょっとでも軽いものだと言いくるめようとする隠蔽体質、良く言っても身内(監督業界)贔屓でその他(国民一般、諸外国)のことを一顧だにしないテクノロジー・リテラシーの無さを曝け出していると言って差し支えないでしょう。

この事で問題なのは国民に嘘を吐いているということは無論、この一件だけで国際社会から「日本の原子力関係者(政府、電力業界)は信用ならない(嘘吐きだ)」と判断された点です。